アンマンの思い出(つづき)

起業家と旅

こんにちは、今井です。
 
昨日の続きです。
 
 
(ざっくりあらすじを書くと・・・)
 
大学生のある年、ぺトラ遺跡を見るために
ヨルダンに行きました。
 
首都のアンマンをぶらぶらしていた時、
衝撃的な場面に出くわしました。
 
 
起業家と旅
 
 
 
その衝撃的な光景とは、、、
 
平日の昼間から、男たちがカフェで
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サッカー中継を見ているところでした。
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ボクは路地で立ち止まりました。
 
何十人もの男たちが、ビールや何かを
飲みながらテレビを見ています。
 
真剣な顔で見ている人もいれば、
笑いながら見ている人もいます。
 
 
 
あまりにも違和感のある光景に、
ボクは立ち止まりました。

 

 

 
 
頭の中は処理できない疑問でいっぱいです。
 
 
「この人たちは仕事はしないのだろうか?」
 
「これで生きて行けるのだろうか?」
 
「どんな生活をしているのだろうか?」
 
 
 
 
20歳ぐらいの大学生だったボクには、
理解できない光景でした。
 
 
頭の中のイメージには、
 
”毎日通勤して働いて”
 
という場面しかありませんでした。
 
 
 
それが「社会」だと思っていました。
 
 
 
 
しかし、それは「日本」とか「大阪」という
「狭い社会」でしかないことに気づきました。
 
 
日本の外にはたくさん国があって、
たくさんの人たちが暮らしています。
 
 
そんなに働かなくても
生きていけている人たちがたくさん居ます。
 
 
 
「あれっ!
ボクは必死になって勉強してきたけど、
そこまでしなくても死ぬわけじゃないのか」
 
と、肩の力が抜けました。
 
 
 
 
地球に人間も含めて動物が生きています。
 
みんなで協力して生きるために、
たまたま人間はルールを作っています。
 
行政とか企業とかは、
そのしくみの一つです。
 
 
 
「日本」とか「会社」とか「年収」とか…
 
いろんな枠組みで自分を見れます。
 
 
 
でも、もっと引いて見たら、
 
 
宇宙があって太陽系に地球があって、
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そこでたまたま生まれて、
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今、生きている
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 
 
というだけの事です。
 
 
 
 
自由に地球で生きれば良いだけです。
 
楽しんだら良いわけです。
 
 
 
 
 
 
その手段として「お金」みたいな道具を
使ったりもできます。
 
「資格」を取ったりもできます。
 
「Facebook」を使ったりもできます。
 
 
 
 
 
宇宙からの視点で引いて見る
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ということが、できるようになってきた、
そのきっかけの一つがこの体験でした。
 
 
 
 
 
その日の夜、安宿の日本人と一緒に
映画を見に行きました。
 
ビールを飲んで、ひつじの脳みその
サンドイッチを食べました。
 
 
そして、一緒にぺトラに行く約束をして、
宿に戻りました。
 
 
昼間の暑さとは対照的に、
アンマンの夜はとても寒く、
ボクは毛布に潜り込むと、
いつの間にか眠っていました。
 
 
 
(今井)
 
※ぺトラの写真。
 エルカズネという神殿です。
 
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