ダメ社員時代の話し(8)

スライド1

 

こんにちは、今井です。

このところ、私の会社員時代の体験記
を書いております。

第1話:
http://carriageway.jp/blog/2016/07/3145/
第2話:
http://carriageway.jp/blog/2016/07/3148/
第3話:
http://carriageway.jp/blog/2016/08/3152/
第4話:
http://carriageway.jp/blog/2016/08/3155/
第5話:
http://carriageway.jp/blog/2016/08/3158/
第6話:
http://carriageway.jp/blog/2016/08/3162/
第7話:
http://carriageway.jp/blog/2016/08/3165/

今回は8話目です。

・・・

商品開発は困難を極めました。

もともとの研究レベルの技術なので、
設計書もペラペラです。

請け負っているのも関連会社ですが、
商用システムの開発には慣れていません。

関係者は多いし、リーダーの私も開発は
初めてのことですし右往左往しました。

年度末までに計画通りに終わらずに、
予算が使えないという状況にも陥りました。

険悪なムードになって、
訴訟を起こそうかという話さえ出ました。

まだ案件を1つも受注していないことが
唯一の救いでした。

結局、売れるレベルのモノをつくるのに、
2年近くかかっていました。

その間の評価は、もちろん「C」です。

でも、この頃から、目先の評価はあまり
気にならなくなってきました。

一番の要因は、ちょうど福島正伸先生の
研修を受講したことです。

細かな内容は覚えていないのですが、
確実にマインドが変わりました。

「3年かけてじっくり立ち上げよう」

という気持ちが芽生えていたのです。

(「3年」というのは、今でも私が
事業を軌道に乗せる目安になっています)

周りが大きな案件を受注していても、
評価の高い同期がいても、
あまり関係ありません。

「目の前の新規事業を立ち上げ、
実績を1つ作る」

という目標が常に頭にありました。

「3年後に新規事業を立ち上げた自分」
をイメージするとワクワクしました。

社内でもなかなかないですし、
転職や独立するにしても
力になるだろうと思いました。

目先の儲かっている案件に関わろうと
する人たちを見て、逆にもったいないと
さえ思うようになりました。

短期的に評価されるかも知れないけど、
独自のスキルや実績はできないからです。

もう一つ、新規事業に果敢にチャレンジ
できた理由があります。

それは、、、

(つづく)

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