幸せのカリキュラム

スライド1

こんにちは、今井です。

今日はフィクションです。

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『幸せの基礎クラス』

このクラスを受講したのは、

「幸せはトレーニングで身につけるもの」

というクラス案内を読んだからだ。

もらえる単位は少ないが、
宿題も多くないらしいので、
選択することにした。

最初の講義は幸せのメカニズムについて。

人間は意識しないと幸福を感じないように
できているらしい。

また、物理的に言えば、幸福とは、
脳内物質の分泌のことらしい。

それに幸せと一言で言っても、
いろんな種類があるようだ。

最後に先生が宿題を出した。

けっこう分厚い3冊の本を読んで、
レポートを書くこと。

これは大変だ。。。

学生たちは渋い表情になった。

「えーっ」
と声に出している女子もいる。

やれやれ。
週末はこれで潰れそうだ。

それからも、いろんな課題が出された。

繰り返し同じ課題の時もある。

「理屈で分かっていても、
すぐに幸せになれない場合もある。
でも、トレーニングで解消する問題だ」

と先生は言う。

『とっさの幸せリアクション』

というのがカリキュラムの1つだ。

自分で不幸だと思った出来事に、
5秒以内に幸せな点を探して言葉にする
というトレーニングである。

これがなかなか難しい。

カリキュラムは他にもあるが、
列挙するとこんな感じだ。

・幸せのメカニズム

・とっさの幸せリアクション

・意味づけと幸せ

・幸せ行動計画

・運動のよる幸せ

・呼吸による幸せ

・達成感とリラックス

・世界と自分の概念

・幸せスケールの設定

・過去、未来、今

・etc.

確かに、トレーニングによって、
幸せを感じている時間が長くなっている。

そして、最後の授業の日。

 

一通り講義を終えると、
先生は言った。

「このクラスはテストは行いません」

みんなは大喜びだった。

しかし、先生は続けた。

「その代わりレポートを出してもらいます。
例によって、これらの本を読んで、
レポートにしてください」

先生が配布したのは、
30冊を超える本のリストだった。

「おお!やりがいありそう」

「勉強になるなぁ」

「これできたらすげぇな、オレ」

学生たちはみんな楽しそうだった。

<おしまい>

 


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