応援があるから限界に挑戦できる

スライド1

 

こんにちは、今井です。

 

昨日、東京マラソンに初参加してきました。

完走しました!

(タイムは5時間6分)

2回目のフルマラソンでしたが、
ようやくちゃんと走れた気がします。

前回は完全に足をやられて、
20km地点から歩いてましたからね。。。

まず朝の集合ですが、
8時前に新宿に到着しました。

電車で見かけたランナーらしき人たちは、
けっこう身軽な人が多かったです。

すでに走る格好をしていて、
荷物もすごく小さかったです。

「慣れてるなぁ」という印象でした。

集合場所の都庁付近はすでにランナーで
ごった返してます。

規模が違いますね。。。

35,000人以上なので。

どこで着替えればいいのか?
何を準備すればいいのか?

初体験でアワアワしてました。

とにかく見つけた男性更衣室で着替えて、
荷物を所定のビニール袋に入れて、
あとは係の人に聞くことに。

「現場は大混乱してんじゃないの?」
と思いましたが、違います。

完璧にシステマティックです!

係の人にゼッケンを見せたら、

「『9番』に荷物を預けて、
『K』に行ってください」

と一言。

それであっけなくスタート地点に
たどり着きました。

まぁ、そこからが長いです。

フルマラソンのスタート時間は
9時10分ですが、それまで40、50分は
じっと待ってなければなりません。

特に話し相手もいないので、
ボクの塾の皆さんなどにメッセンジャーで
スタートの報告をしたりしてました。

スピーカーから司会の声が聞こえます。
小池都知事のあいさつなども。

で、定刻になって、

「さぁ、スタートしました!」

の声が聞こえてきましたが、
ボクのスタート地点は後ろの方なので、
だれも微動だにしません(笑)

動き出したのが9時25分ぐらいでした。

小池都知事とかもいるスタートゲートは、
9時30分ぐらいに通過しました。

「今回は飛ばしすぎずに行こう」

と思ってたので、なるべくゆっくり
スタートしました。

スタート地点で、

「最初のトイレは〇〇にあります!」

としきりにアナウンスがありました。

たしかに、、、
ボクもトイレに行きそびれて、
すでに行きたい気持ちでした(笑)

最初は下り坂なので、
良い感じで進んでいきます。

足がすいすい出ます。

つまみ枝豆夫妻が沿道で応援されていて、
最初のサプライズでした。

そして、いきものがかりの
『風が吹いてる』がどこからともなく
聞こえてきました。

自衛隊の吹奏楽の皆さんでした。

あれは感動ですね!

頑張ろうと思いましたよ。

飯田橋、神田、日本橋、
「あ、朝田さんのマンションだ」
とか思いながら走りました。

ずっとずっと沿道からの応援が
途絶えることがありません。

「あの応援してる人、有森裕子さんかな?」

ということもありました。

応援というのはすごいですよ。

「ガンバレー!」

と言ってくれるだけで、
けっこうエネルギーが沸いてきます。

たまにたくさん人が沿道にいるのに、
見てるだけで何も声がかからない場面
などがあると、

「なんか言ってよ」
「応援の言葉ちょうだいよ」

と思ったりしました(笑)

応援の言葉を待ってる感じです。

ランナーの心理がよく分かりました。

途中、倒れているランナーが。。。

意識がなくて心臓マッサージを
受けていました。

すぐにお医者さんが駆け寄ってました。

大丈夫だったのかな。。。

浅草、門仲、このあたりで20kmです。

日本橋に戻ったところで、
写真を撮りに来てた妻を見つけました。

休憩も兼ねてちょっと話しました。
会えてよかったです。

「このままゆっくり最後まで走れるかな」

と思っていたのですが、
だんだんキツくなってきました。

銀座の大通りを走れるわけですが、
嬉しがってる余裕がありません(笑)

そして、30kmぐらいで来ました。

左足が痛い。
走れません。

ついに歩き始めました。

ここから品川の折り返し地点までが、
精神的にかなり辛かったです。

走ると痛いです。

「ああ、今回もここからは
ずっと歩くのか・・・」

と、ちょっと心が折れそうに。

無理すれば走れそうな気もしますが、
あと10km無理したら、きっと足を壊す、
という恐怖が。

ちょっと走っては、
「イタタタ・・・」
というのを繰り返しました。

歩いていると寒くて、
体が冷えてきました。

30kmから35kmの区間は、
本当にくじけそうになりました。

遠い遠い!

でも、そこで発見がありました。

ポカリスエットを飲むと、
足の痛みが消えて、また走れる!

不思議ですよね。

ポカリは「魔法の水」だと思いました。

痛みが消えるのが本当に不思議で
なりません。

給水所でポカリスエットを飲み、
そこから数分は走れ、また痛くなって歩く、
ということを繰り返しました。

これで何とか品川の折り返し地点へ。

ここまできたら、あとはなんとか
無理してなるべく走ろうと思えました。

そこからは試行錯誤です。

まずは、「フッフッハー」という呼吸だけを
意識してみました。

痛みへの意識が減りますし、
呼吸を整えると体が動きます。

それで2kmぐらいは走れたと思います。

次にやってみたのは、
自分と同じペースの人の後ろを
ついていくということです。

これも良い感じでした!

「とにかくこの人についていく」

というだけに意識したら、
けっこう集中できました。

「足痛い」とか「このペースでいいか」
とか、考えなくていいんですよね。

これは良かったです。

そして、日比谷公園で右に曲がって、
あとはゴールという所まで来たら、
ラストスパートです。

ここまで来たら、最後まで走ろう。
もう足は潰れてもいいやという気持ちです。

周りのランナーもペースを上げてます。

丸の内のブランドのお店が並ぶ道を、
最後の力を振り絞って駆け抜けました。

また妻が写真を撮りに来てくれてました。

すごい歓声!

苦しいけど、痛くてたまらないけど、
最後まで走り切るぞ!

そうか!

たくさんの人に応援されながら、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
自分の限界にチャレンジする体験なのか、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
と腑に落ちた瞬間でした。

応援があるから、
自分の壁に挑戦できる。

ですよね。

フィニッシュゲートを通過した時は、
最高の充実感に包まれました。

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