こんにちは、今井です。
本日は「フランダースの犬」について。
ルーベンスの絵の前で主人公のネロと
愛犬パトラッシュが死ぬラストシーンは、
たまにテレビで取り上げられるので、
有名だと思います。
で、、、
全部見た人はご存知かと思いますが、
ネロは死ぬ必要はありませんでした。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
多くの人に虐げられていた一方で、
ネロはいろんな人に助けられています。
最後も食事に呼ばれてたのですが、、、
ネロが断ってしまう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
んですよね。
見ててヤキモキします。
「食べにいったらええやん!」
と言いたくなります。
・
・
・
・
・
・
・
今でいうとウツですよね。
手を差し伸べられても気力が湧いてこない。
ほっといてください、と。
もう、ここまで行ってしまうと、
理屈が通じません。
自己責任論ではなんともならないので、
無理やり食べさせるとか、
そこまでしないといけません。
人を育てる仕事をしていると、
この見極めが難しいんですよね。
手取り足取りしすぎると、
自分でやらない依存人間になるし、、、
自力で挑戦してもらうと、
傷ついて閉じこもる人もいるし、
両方の役割を担うのは大変なので、
最近は分担するのが良いと感じてます。
会社でも社長はイケイケなら、
優しくケアする人が別にいた方が
良いと思います。
「フランダースの犬」について、
でした。