「悪人がいる」と思っている方へ

こんにちは、今井です。

今回は、お勧めの映画の紹介です。


ロバート・デ・ニーロ主演の

『タクシードライバー』

です。


主人公のロバート・デ・ニーロは、
元海兵隊のタクシードライバーです。


孤独感、虚無感、世間への怒り、
などなどのせいで、主人公は上院議員の
暗殺を企てるようになりました。

めっちゃ不眠症で危ないヤツです。


ネタバレですが、最後はヒーローとして
称えられるようになります。

似たような過激なことをやるのですが。。。





で、、、

これを見て思うのは、

「善人」と「悪人」なんていない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ということです。



同じ人間が、紙一重で「善人」にもなり、
そして「悪人」にもなります。


ドロドロした感情が動機だけど、
運良くそれを良いことに使えたら、
「善人」と呼ばれるかもしれません。


良かれと思ってやったことが、
相手にとっては迷惑だったりして、
「悪人」と呼ばれるかもしれません。


そういうこともあると思います。



なので、いちいち相手を「善人」「悪人」
とジャッジしないのがお勧めです。



特に、

商売人は嫌いな人がいたら負け
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
というぐらいに思った方が良いと思います。


人間関係がすべての根源ですからね。






以前にも書きましたが、
夏目漱石の『こころ』の一節を
ご紹介します。


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「悪い人間という一種の人間が世の中に
あると君は思っているんですか。

そんな鋳型に入れたような悪人は世の中に
あるはずがありませんよ。

平生はみんな善人なんです。
少なくともみんな普通の人間なんです」
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