鈴木敏夫とジブリ展

こんにちは、今井です。

 

『鈴木敏夫とジブリ展』
に行ってきました。

場所は神田明神ホールです。


原画展っぽいやつなのか、
アニメファンのものなのか、
というぐらいに思って行ったら、、、


スタジオジブリのプロデューサーである

鈴木敏夫さんの「仕事の哲学」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
に触れられる展覧会でした。


「言葉」のエネルギーの強さを、
ひしひしと感じました。



良い仕事をするには、
それなりの芯の通った哲学を
自分の中に持っていなければなりません。

それは当然、目に見えないもの。

しかし、この展示においては、
仕事の哲学を「可視化」した
画期的なものでした。


哲学が「言葉」として可視化されて
いたのです。

この展覧会のサブタイトルは
「宮さんは絵を描き、僕は字を書く。」
です。



アーティストは
「分かってもらえなくていい」という、
ある種の境地に居るかもしれません。


言葉でその意味を限定することなく、
作品を通して自由に感じてもらうこと
を良しとします。


一方で、プロデューサーは
売らなければならないし、
お金を集めなければならないし、
人を動かさなければなりません。


「分かってもらわなければならない」
という宿命を背負っている職業です。

なので、言葉が研ぎ澄まされるのだ
と思います。

今回良かったのは、言葉がアートと
しても成り立っていたところです。
(相田みつをさんとかもそうか)


要は「書」としてドカンと筆で名言が
書かれて額に飾られているわけです。

もちろん、ジブリ作品のポスターなど
さまざまなビジュアルも展示されています。



「言葉って良いなぁ」と思いました。

なんか、ストレートに伝わってきます。


絵だけとか、映像だけとか、
逆に文字だけとか、
そういうのにこだわらずに全部融合して、
ドカンと伝えれば良いわけですね。


なんか、新しい視点が頂けました。

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