こんにちは、今井です。
小泉進次郎さんと滝川クリステルさんが
ご結婚されるということで、
ニュースになっていました。
発表は進次郎さんのブログです。
1度、進次郎さんの講演を聞きました。
そこで言っていたのは、
「とにかく1つ1つの言葉を大事にする」
という事です。
政治家ですからね。
今回のブログの文章も、
端々にその気遣いがありました。
いわゆる「プリフレーミング」という
言語技術がふんだんに使われていました。
まず、冒頭です。
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「いつ結婚するんだ」「はやく嫁もらえ」
「いい歳なんだから…」などと地元でも、
国会でも、全国でも言われてきた私ですが、
この度、結婚することをご報告致します。
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これは、進次郎ロスのショックを和らげる
効果を狙ってますね。
「結婚しろ」と言われてたんですよ。
自分がクリステルさんと結婚したい
というよりも、プレッシャーがあって、
結婚しないといけない立場なんです。
というニュアンスを出しています。
あとは、妊娠について。
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幸いなことに子どもも授かりました。
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さらっと書いてますので、
何も考えずに読むと「良かったね」
となるかもしれません。
「幸いなことに」
というのは、とても美しい枕詞です。
「実は、子どもも授かりました」
だと、ちょっと深刻です。
「順番が逆ですが、子どもも授かりました」
というのも、新聞やニュースで、
「できちゃった婚」と突っ込まれる
可能性がありますよね。
「幸いなことに」
と、意味づけを先に宣言してから、
事実を発表するのが、やはりベストな
選択なんだと思います。
こういうのをプリフレーミングと言います。