誰に認められたいですか?

こんにちは、今井です。

「承認欲求」

という言葉は聞いたことがある方も
多いと思います。

「認められたい」という気持ちです。



人間なら誰でも持っているものなので、
それ自体は問題がありません。

それに、この感情が存在しなければ
歴史上の英雄はいなかったかも知れません。

行動のモチベーションにすることは、
良いことでもあるわけです。



でも、承認欲求が強すぎると、
他人に依存したりして問題が出てきます。

認められるために無理しつづけていると、
体を壊したりします。

何事も適度が良いですよね。




なので、

「認められたい」

という気持ちが強すぎるなと思ったら、
自分に問いかけてみて下さい。



「いったい誰に認められたいのだろう?」

と。




家族?

会社の同僚?

友人?

近所の人?

etc.



具体的に一人一人の顔を思い浮かべると、

「うーん。あいつに認められてもなぁ」
「これは、あの人にはピンと来ないと思う」
「爺ちゃんには難しくて分からないし」

という感じに冷静になってきます。




また、

なんとなく「みんな」に認められたい
という気持ちが普通だと思いますので、

「みんなって誰だろう?」

とも考えてみると良いと思います。



漠然と「みんな」なんですよね。

なんとなく「多くの日本人」みたいな。



でも、日本の人口は1億人ぐらいです。

インドネシアで約2億人。


2倍の人数がいますが、
この人たちには認められなくて
良いのでしょうか?


インドで10億人。

この人たちは「みんな」では
ないのでしょうか?



世界の人口は70億人を超えてます。
そのうち100億人になるそうです。


全員に認められようとすると、
かなり大変です。




最終的に、、、

「別に認められなくてもいいか」

と思えるようになると、
自由に生きられるようになってきます。

悪夢で目が覚めました・・・

こんにちは、今井です。

 

昨日は夜中に、悪夢で目が覚めました。。。

ちょっと暑かったからかも知れませんが、
1時過ぎにハッと目が覚めました。

じんわりと汗をかいてました。




誕生会の出し物がうまく行かず、

「どうしよう・・・」

という悪夢です。





今年は塾生さんなど内輪で誕生会をやろう
と準備をしています。

それがけっこう後手後手になって、
あと1ヶ月しかありません。

昨日、会場の下見をようやくしたのですが、
出し物の一つのジャズ演奏の準備が、
まだまだできてません。


これがなんか不安で、
目覚めてしまいました。




妻にこの話をしたら、

「来る人はそんなに期待してないのに(笑)」

と。



そうそう。

確かにそうなんですよね。



なぜか勝手に不安になってしまいます。
自分でドツボに入ってしまいます。



セミナーだったらまったく大丈夫だし、
ほぼぶっつけ本願でも行けます。

著書の部数も10万部だし、
それなりに自信があります。

でも、演奏になると途端にセルフイメージが
ガクンと下がるんですよね。。。




自信があるように見えても、
そうでないことも多いです!



分野によっては自信がありません。

こんな感じで、、、

セルフイメージは相対的です。
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絶対的なものではありません。


「なーんだ。そうなのか」

と思っていただければと思います。

青森で100人集まってくれました!

こんにちは、今井です。

 

『起業1年目の集客の教科書』

の出版記念セミナーで、
仙台・青森に行ってきました。


青森のセミナーに申し込んでくれたのは、
なんと104人!

大阪、名古屋、仙台、青森と回りましたが、
4都市の中で最多の参加人数でした。



大阪市で約270万人。

名古屋市の人口は約230万人

仙台市で約108万人。

青森市が約29万人。



人口では最も少ないわけですが、
参加数は一番でした。



つまり、、、

小さなビジネスの場合、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
人口と集客はあまり相関関係がありません。
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何にもっとも相関関係があるか?
というと、

「見込み客」

です。



これは本にも書きましたので、
お読みになった方はピンと来たかも
知れません。



今回の場合は、青森の主催者の皆さまの
見込み客が多かったわけですね。




「引っ越したら集客できるはず」
「業種を変えたら集客できるはず」

と思っても実際はそうでもなかった、
ということも多いです。



逆に言えば、、、

「どうせならあなたから買います」

という見込み客が多ければ、
どんな商売でもうまく行きます。

帰宅困難地域に行ってきました。

こんにちは、今井です。

 

昨日から仙台に来てます。
これから青森です。

仙台は新幹線だと東京から約100分。

でも、昨日は朝7時台に出発しました。



というのも、

「福島県の現状をぜひ見て欲しい」

というリクエストを塾生のお一人から
頂いたからです。


「こういうことでもないと行かないかな」
と思ったので、早起きして行きました。


特急ひたち3号に乗っていわき駅、
乗り換えて富岡に到着しました。

常磐線はそこから電車が止まっています。


帰宅困難地域になっていて、
富岡駅から浪江駅の間は代行バスが
走っています。

富岡駅で20分ほど待って、
この代行バスに乗りました。


「窓を開けないように」
というアナウンスとともに、
バスが出発しました。



すぐに「帰宅困難地域」と表示された
看板が数多く見えてきました。

道路の舗装は綺麗です。
トラックなどもたくさん走っていました。

山添を走っているので、
右側はほとんど木々に囲まれてました。

左側の多くの部分も木が繁っていて、
なにも見えないところが多かったです。


道沿いの所々に建物がありましたが、
誰も住んでいないのでぼろぼろになって
いました。

畑があったのかなと思うところも、
雑草が生い茂っていました。



とにかく、、、

そんな風景が延々と続きます。




実感したのは、帰宅困難地域が広い!
ということです。

本当に広い。



こんな広い土地が誰も住めない場所に
なっているのかと思うと何とも言えません。



帰宅困難地域の指定が解除されても、
若い人は戻ってこないそうです。

すでに別の場所で生活や仕事が
ありますからね。


なので、

「別の場所に住めばいいじゃん」

と思う人も少なくないと思います。



しかし、年配の方々の感覚が違います。

その土地や家に思い入れがあります。




ボクは、今住んでいる場所には、
あまり思い入れはありません。

もっと言うとモノにはそれほど
執着はありません。

そんな価値観の人も増えてきたと思います。



なので、年配の方々の気持ちを
どう理解すればいいのだろうと、
いろいろ考えていました。



例えば、、、

もし、自分の出した本が
発行禁止になったら、、、
めちゃショックだと思います。


大事に書いて作り上げてきた
ものなのに。。。


自分が何年もやってきたことを
すべて否定された気分です。


ちょっと違うとは思いますが、
たぶん、そういうショックなんだろうな
と自分に置き換えたりしてました。



いろんなことを考えていても、
バスはまだまだ走り続けます。


そしてようやく浪江駅へ。




浪江からまた電車にのって、
14時過ぎに仙台に到着しました。


そして牛タン定食を食べました。

天皇陛下の本を読みましたか?

こんにちは、今井です。

徳仁親王の書籍を読みました。

今の天皇陛下ですね。


『水運史から世界の水へ』
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4140817720/carriageway-22

というタイトルで、まだ皇太子だった
2019年4月に出版されました。





学生時代から研究されていた日本や英国の
「水運史」に関する講演録です。



断片的に残された書籍、新聞、取引記録
などから全体的な水運史を浮かび上がらせる
という気の遠くなる作業をされたことが、
とてもよく分かります。

研究って大変ですね。




昔はトラックなんかがありませんので、
水路でモノを運ぶのが最も効率的でした。

なので、運河が作られたり、
いろいろと工夫されたようです。






面白かったのは、

淀川には400もの関所があった
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
というところです。


それぞれの土地の持ち主が、
関所を作って通行料を取るそうです。

商売をする側にとっては、
大変な負担ですよね。



豊臣秀吉の天下統一によって、
ようやく関所がなくなったそうです。

へぇ。





つまりそれまでは、

「川は公共のインフラである」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
という意識が薄かったわけです。



ああ、そうか。
なるほどなぁ。


「この川はオレのもの」

って感覚だったんでしょうね。


日本全体の効率とか、
そんな大きなことはイメージが
ないとできませんからね。






なんでもかんでも「みんなのため」
と言うと全体主義になってしまいますが、

個人の利益と公共の福祉のバランスは、
いつの時代も課題ですよね。



海のプラスティックゴミが膨大という
ニュースを見ても、やっぱり自販機で
ペットボトル飲料を買ってしまいます。

う~む。




川、道路、電波、インターネット、
空気、海、衛星、橋、電車、石油、
レアメタル、コンビニ、etc.



みんなの物だから大事にしよう、
という感覚って大事ですよね。


日々の生活で忙しいときに、
地球全体に目を向けるような仕組みが
どうすれば作れるのかなと思いました。

寝落ちするまで仕事しちゃダメ!

こんにちは、今井です。

 

クライアントさんの中で、

「昨日、寝落ちしました」

という会話を何度か聞きました。



確認したら夜中の2時ごろまで
仕事をしてたみたいです。



そりゃ効率が悪い!

さっさと寝て、
早起きして作業したほうが
よっぽど良いと思います。




「今井さんのおっしゃる通りです」

という答えだったのですが、
それでも、

焦ると夜更かししてしまう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ということでした。



「終わらなかったらどうしよう」

という「焦り」と「不安」で
夜更かししてしまうわけです。



結局は寝落ちして、

「ああ、また終わらなかった」

になるので、夜更かししても、
終わらないので意味ないわけです。






整理しますと・・・


・「理屈」で考えたら、
 早く寝るほうが効率がいい。

・不安な「感情」に左右されると、
 夜更かししてしまう。
(結局、進まない)


ということです。




なので、

冷静な時に判断基準を作る
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
というのがおススメです。



特に、その場の感情に流されやすい人は、
しっかりとルールを書いておきましょう。


・焦っても12時までに寝る
(必要なら早起きしてやる)

・風邪をひいたら治すことを優先

・腹が立ったときに書いた
(感情をぶつけるような)メッセージは
 すぐに送らずに一旦寝かせる

・特売でお得という理由で買わない
(必要なものを買う)

・失敗したときは焦って挽回しようとしない
(冷静になるまで、一旦おちつく)


などなどです。




読み返すだけで、かなり冷静になれます。

それって第二象限じゃね?(時間管理のマトリックス『7つの習慣』より)

こんにちは、今井です。

『7つの習慣』という有名な本の中に、

「緊急」と「重要」とで時間の使い方を分類する

「時間管理のマトリックス」の話があります。




(1)「緊急」かつ「重要」なこと。

(2)「緊急」ではないけど「重要」なこと。

(3)「緊急」だけど「重要」ではないこと。

(4)「緊急」でも「重要」でもないこと。

 

この4分類になります。

上から、

第一象限、第二象限、第三象限、第四象限

と呼びます。

 

時間管理のマトリックス(7つの習慣)

※図の出典は『7つの習慣』です。

 




本の中で説かれているのが、

「緊急」ではないけど「重要」なことから手を付けるようにしよう

というコンセプトです。




すなわち「第二象限」の項目から手を付けるという事です。

最初は緊急で重要な「第一象限」の仕事に追われていても、そのうちじっくりと「第二象限」の仕事だけをすることができるようになります。

早め早めに手を付けていると、緊急な仕事が減ってくるからです。

職種によって違いますが、理想は3週間後や3か月後の仕事を前倒しでしておくことです。


第二象限とは?


分かりやすい例だと、

旅行に行くなら1年先とか半年先に
計画しておくという感じです。

予約開始してすぐに申し込めば、
値段も安いし良いホテル、良いフライト、
良いレストランが確保できます。


直前で手配しようとすると値段も高いし
いろいろ探し回ってバタバタですからね。


なかなか第二象限に集中できない?


さて、、、

時間管理を勉強すると、
「第二象限」というのが共通言語
になってきます。


そこで相談されることが
いくつかあります。


1つ目は、

「どうしても緊急なことをやっちゃう」

という相談です。


ぜんぜん重要じゃないのに、
面白そうだから人の手伝いとかしてしまう。

ボランティアになってしまう。


「これって第三象限ですよね」

と言っていました。


でも、それって第二象限じゃないですか?



でも、よくよく聞いてみると、
本人は楽しんでいるし、
どうも長期的に見ると人脈もできるし、
良い経験だと思ってやっているみたいです。


なので、

「それって第二象限じゃないの?」
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とフィードバックしたら、

「そうかも!」と本人も納得でした。


そしたらやる気も沸いてきた感じです。



もちろん、ほんとうに付き合いで
嫌々やっていることは止めた方が
良いですので念のため。



ムダな時間(第四象限)ではなく第二象限?



あと、、、

あるあるな相談は、

「第二象限をやるために、

好きなことを我慢してます。

でも、これは精神的に無理があります!!」

というものです。




「緊急」でも「重要」でもないことは
やめようと『7つの習慣』は書かれてます。


でも、本当に好きなこともやめてしまって、
ストレス満載になるとそりゃしんどいです。


実際、ボクも映画にはいくし、
マッサージに行ったりもします。
スーパー銭湯も大好きです。


クラリネットも練習しますし、
たまに旅行にも行きます。




これらは、実は「第二象限」です。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


『7つの習慣』の中ではこれらは、

「真のレクリエーション」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
として、第二象限の中に収められています。

 

本当の第四象限とは?


「緊急」でも「重要」でもない第四象限
の時間に使い方とは、やっても虚しくなる
ような、

・つまらないテレビを見る

・惰性でポテチを完食する

・意味の薄い飲み会

などのことを意味しています。




「あー面白かった!」
「さぁ、仕事がんばろう」

と思えるような遊びもまた、
第二象限の仕事なわけです。




というわけで、、、

世の中に普及している考え方で
うまく行かないものは、

「これはおかしい!」
「ウソだ!」
「間違ってる!」

と全否定する前に、

「解釈が違うのかな?」

と疑ってみて下さいね。

誰もが一目置く人

こんにちは、今井です。

 

Facebookに「7年前の思い出」として、
高校の同窓会で恩師と写っている写真
が表示されました。


恩師の天岡先生は今年急死されて、
この同窓会でお会いしたのが最後でした。


写真が表示されて、
背筋がピン!と伸びました。

思い出すたびにそうなります。




多くの人に尊敬されてましたし、
面倒見が良いし、みんなが天岡先生の
言う事なら聞いていました。

不良っぽい生徒も一目置いていました。



柔道部の顧問をされていて、
ガタイの大きいおっちゃんなので、
誰も逆らわないのですが、
いつも冗談ばかりで面白い方でした。



怒らないのにみんなが言う事を聞いて、
みんなが尊敬するってすごいですよね。


一言で言えば「人格」です。

言葉にするとガクンと情報量が減りますが、
直接本人に触れると感じられると思います。



もし、電車が遅れてしまったら、

もし、理不尽なことを言う人がいたら、

もし、とんでもないミスをしたら、



「あの先生ならどうするだろう?」

と考えることがあります。



そうすると自分の目指す人格者としての
とるべき行動が分かります。