こんにちは、今井です。
前職のIT企業にいたころなので、
15年ほど前の話しです。
シリコンバレー全盛期、
ITブームの頃に入社したものの、
業務内容はイメージとは違っていました。
それもそのはず、IT業界と言っても、
私が入社したのはベンチャーとは程遠い、
地味な請負のシステム開発業です。
先進的な技術や画期的なアイデア
なんて必要ありません。
「ここに売上を入力したら、
合計があっちに表示される」
とかいう仕組みを作るのが、
メインの会社なわけです。
私は研究開発部門に配属されましたが、
実情は現場の技術サポートです。
入社3年目の私は、
会社の中で不自由さを感じていました。
何をするにも稟議が必要だし、
予算がないとなにもできないし、
ほとんどの人はリスク回避だし。
「会社の中にいたら、
好きなことは何もできない」
という気持ちでいっぱいでした。
でも、その考えが間違っていることに、
徐々に気づいて行きました。
好きなことが何でもできて、
他人のモノやお金でビジネスができる
という体験をすることになります。