ダメ社員時代の話し(最終回)

スライド1

こんにちは、今井です。

私の会社員時代の体験記ですが、
今回で最終回となります!

第1話:
http://carriageway.jp/blog/2016/07/3145/
第2話:
http://carriageway.jp/blog/2016/07/3148/
第3話:
http://carriageway.jp/blog/2016/08/3152/
第4話:
http://carriageway.jp/blog/2016/08/3155/
第5話:
http://carriageway.jp/blog/2016/08/3158/
第6話:
http://carriageway.jp/blog/2016/08/3162/
第7話:
http://carriageway.jp/blog/2016/08/3165/
第8話:
http://carriageway.jp/blog/2016/08/3169/
第9話:
http://carriageway.jp/blog/2016/08/3172/
第10話:
http://carriageway.jp/blog/2016/08/3176/
第11話:
http://carriageway.jp/blog/2016/08/3180/
第12話:
http://carriageway.jp/blog/2016/08/3183/
第13話:
http://carriageway.jp/blog/2016/08/3189/

今回は14話目、最終回です。

・・・

客先でのシステム開発プロジェクトに入り、
ボロボロになりながらも、何とか最後まで
乗り切ることができました。

まったく分からないところからでしたが、

一度恥をかいたんだから、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
見栄を張ってもしかたがない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
という気持ちでやりました。

逆に言えば、

どうせ恥をかくのであれば、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
このプロジェクトで全部やろう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
と思いました(笑)

それが功を奏したのか、
それ以降の案件の打合せでは、
言っていることが分かるようになりました。

まるでベテランのように
打合せに参加できるのです!

それまでは、
「自分は開発をしたことがない」
という劣等感を感じていましたが、

いつの間にか、
商品開発、営業、システム開発と、
一連の経験を積むことができました。

最初は自分の境遇を嘆いていましたが、
そこにいたおかげで、素晴らしい経験を
させてもらったわけです。

どうでもいい話ですが、

このプロジェクトの時から、
急に花粉症になりました。。。

あと、、、

ひどい便秘でした。

それぐらいものすごいストレスでした。

あまりにひどいので、休憩時間に薬局に
浣腸を買いに行ったことを覚えています。

よく分からなくて20mlのやつを買ったら、
店員さんの表情が神妙です。

意を決したように、
「これ、子供用ですが良いですか?」
と聞いてきました。

私は動揺して
「は、はい、大丈夫です」
と、声が上ずってしまいました(笑)

苦しくて大変なプロジェクトでしたが、
今では笑い話として話せます。

いくつもの良い思い出が蘇って来ます。

今でもありがたかったなと、
思い出す出来事があります。

ある打合せの時に、
別チームのリーダーさんが、

「新しいプロジェクトに入って、
最初から分かるわけがない」

と言ってくれたことです。

別の話題で出てきた言葉なのですが、
暗に私への労いのメッセージでした。

訳が分からなくて恥をかかないように
必死だった私は、打合せ中に本当に
泣きそうになりました。

ソフトハウスのSEさんと飲みに行った時も、
こんなことを言ってもらいました。

「ずっと下請けで働いてますが、
どんなリーダーも最初は新人ですよ。

新人だった人が、いつの間にかリーダー
らしいことを言うようになるんですよ」

と。

今思い出しても、目頭が熱くなります。

いろんな人に育ててもらったなと、
感謝の想いが湧いてきます。

それからしばらくして、
私は会社を辞めることになります。

新規事業プロジェクトで自信をつけたので、
起業してもうまく行くだろうと
思っていたのですが、、、

もうこれが!
うまく行かないことの連続でした。

起業時代の話しはセミナーなど、
いろんなところでしていますので、
このお話はここで終了といたします。

最後までお付き合い、
ありがとうございました。

(完)

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