警備員のバイトで食いつないでました

こんにちは、今井です。

 

警備員のバイトをしていたことがあります。


学生時代なのですが、
大晦日から三が日にかけて
神社の警備をしてました。


冬休みの短期バイトですね。




で、、、

事前に研修がありました。
素人の警備員は危険なので。



研修で「なるほど」と思ったのが、

この2つ。




(1)お客様は初詣に遊びに来てる
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ということを忘れない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「警備員だからといって、
形式張ったり偉そうにしない。
雰囲気を壊さない」

ということを言われました。





(2)酔っぱらいは相手にしない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「理屈が通じない人もいる」
ということを何度も強調されました。


「いくら言葉で言っても、
相手は聞かへんぞ。

酔っぱらいが刃物を持ってたら逃げろ。
理屈は通じんからな」

とのこと。



幸いなことに、
危ない目には合いませんでした。




この教えは今でも役に立っています。




まず(1)について。

ただ仕事ををこなすだけでなく、
雰囲気を大切にすることを覚えました。

お客様のしたい体験があるわけです。


ちゃんとタスクをこなすことではなく、
お客様に良い気分になったもらうことが
本当の仕事ですよね。

お客様起点で臨機応変に
対応するようになりました。






そして、(2)については、
人間関係に関して大きな気づきでした。



この教えのおかげで、

こちらの理屈が通じない人もいる
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
と、いろんな場面で思える様になりました。



こちらが正しいと思っても、
相手の背景が違うと、そうでもありません。



それに、相手の心理状態によっては、
受け入れられない事もあります。

(酔っ払ってるとか、落ち込んでるとか、
パニックとか、感情的な時とか、etc.)


説明してくれれば、こちらも分かるけど、
相手はうまく言葉にできない時もいます。





「なんであんな間違ったこと言うんだ!」

と腹が立つことも以前は多かったですが、
だんだんと、



「なんか事情があるんだろうな」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「ボクには分からない背景があるんだろう」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

と思えるようになってきました。



逃げるとか、議論しない、
というのも1つの手法です。

そしてボクの経験上、
ベストな手法だったりします。



お互いの理屈が通じない相手は、
かなり時間をかけないと分かり合えません。

特にネットでやりとりしてると、
本当にこじれます。


いちいち分からせようと思わず、
正しさを主張せず、相手に花を持たせて、
適当な距離を保ってた方がベストで
あることが多いです。



酔っぱらいとか、極端な例だと
分かりやすいんですけどね。


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