評価される人は速さの2種類を知っている

こんにちは、今井です。

人が求める「速さ」には2種類あります。


1つはレスポンス。

仕事をお願いしてから結果が返ってくる
までの応答時間の速さです。




もう1つはスループット。

これは、処理能力のことです。

例えば1週間で3つの仕事をこなすより、
5つの仕事をこなすほうが処理能力は
高いわけです。




レスポンスを重視していると、
1つ1つの仕事を直列に行ってしまい、
スループットが悪くなるかもしれません。


逆に、スループットを高めようとすると、
似た仕事をまとめて処理したりするため、
レスポンスは悪くなる可能性があります。



例えば、中華料理屋さんで、
オーダーごとに料理を作っていると、
レスポンスは比較的早いかもしれません。

ただ、全体としての処理時間は長くなる
かもしれません。



一方で、チャーハンは3人オーダーが
入った時点でまとめて作るなどしたら、
スループットは高まります。

1回で3人前ができますからね。

全体としての処理能力は上がります。



ただし、1人目と2人目のお客様は、
通常よりも待たされることになります。


どちらを重視するかは場合によります。



重要なのは上司やお客様がどちらを
求めているかをしっかり把握することです。


レスポンスを重視しているなら、
早く返事をした方がいいわけです。

カスタマーサポートなんかは、
まさにそんな感じですね。



一方で、、、

スループットを重視するというのは、
自分の時間をなるべく使わずに、
大きな成果を上げたいというニーズです。

どんどん部下に任せ、どんどん外注し、
プロジェクトをたくさん動かしながら、
多くの成果を出したいわけです。



こういう人の場合は、あまりレスポンスは
気にしていないことがほとんどです。

どちらかというと、安心して任せられる
ということに価値を感じます。


「あれどうなった?」
と突かなくても仕事を進めてくれ、

分からないところだけ答えやすい形で
質問をしてくれて、

進捗報告も定期的に行ってくれて、

時には提案もしてくれる。


そんな人がいたら、どんどんと仕事を
任せたくなるわけです。



こちら、動画でも解説しましたので、
良かったらご覧ください。
https://youtu.be/6FuuVSMjCoE
(約5分です)

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