[集客できる起業家へ]勇気とエネルギーをもらいました!!

集客できる起業家を増やすために

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こんにちは、今井です。

 

 

さて、、、

 

昨晩は、大川みゆきさんの講演会でした。

 

すい臓がんで「余命6ヶ月」と宣告され、

そこから6年。

 

病院を30件回り、あらゆる治療を試し、

抗がん剤は5種類すべて使い、

重粒子線治療も2回されました。

 

そんな治療を続けながら、

ツアーコンダクターの資格を取り

外国人向けのビジネスをやろうと

準備されてきました。

 


今回、いろんな数値が良くない中、

入院を延ばしてこの講演会に臨まれました。

 

「失敗を恐れず挑戦してください」

「完全燃焼してください」

「誰かのためにならエネルギーが湧きます」

「夢を持って人生を大切に生きてください」

 

大川さんの言葉は、

ズシリと心に響きました。

 

講演会が始まるまでは

1日グッタリしていたそうですが、

画面に映る大川さんの姿は元気で、

声にも張りがありました。

 

みんなのために何かしたい、

という思いがあふれ出ていました。

 


「自分はこんなに元気なんだから、

何を躊躇して止まってるんだろう」

そんな気持ちが腹の底から出てきて、

 

「やりたいことはどんどんやろう!」

という思いがふつふつと湧いてきました。

 


講演の後、大川さんはタクシーに乗り、

次の病院に行くために移動されました。

 

まだ治験段階の抗がん剤を試すそうです。

 

ご自身の治療のためでもありますが、

自分の体を医学のために使って欲しい

という思いで治験に参加されるとのこと。

 

素敵な生き方ですよね。

 

どこまでも完全燃焼だなぁ。

[集客できる起業家へ]納得!成功者がメンタルが強い理由

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こんにちは、今井です。

 

 

さて、、、

 

昨日はアイスマン福留さんと

YouTubeライブでした。

 

アーカイブはこちら↓

ぜひ、YouTubeのアーカイブを見て

いただきたいのですが、、、

 

アイスだけで生きている福留さんですが、

20代後半までは「トラック運転手」でした。

 

ガテン系です。

 

そこからSEに転身。

そしてWEB制作で起業。

 

その後、アイス評論家として

ブレイクします。

 

福留さんはホリエモンチャンネルにも

何度も登場しています。

 

クラウドファンディングの

CAMPFIREを作った家入さんや、

『電波少年』の土屋プロデューサー

などなど、そうそうたるメンバーとの

人脈も豊富です。

 


何かそんな良い方法はあるのか??

というと、ありません。

 

SEに転身できたのも、

何度も面接を受けたからです。

 

100回近くの面接を受けて、

とうとう拾ってくれる会社が

あったわけです。

 

家入さんとつながったのも、

イベントの出演依頼をWEBの

フォームから送っただけです。

 

ただ、それだけ。


行動としては誰でもできます。

高度なことはありません。

シンプルです。

 

だけど、、、


「(感情的に)できない」


という人の方が多いのでは

ないでしょうか?


何度も面接で落とされるのは、

ちょっと嫌ですよね。

 


でも、、、

 

このシンプルな行動ができるような、

強いメンタルが欲しいと思いませんか?

 

持てたら最強だと思います!

 

実は、そのためにはコツがあります。

「強くなろう」と思わないことです。

そうではなく、

「バカになろう」

と思うことです。


バカなんだから失敗して当たり前。

バカなんだから恥をかくのが普通。

バカなんだから損しまくり。

 

そんな風に割り切った途端に、

どんどん人生が好転していきます。

[集客できる起業家へ]好き→人が集まる

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こんにちは、今井です。

 

 

さて、、、

 

先週から延期になっていた、

アイスマン福留さんとのYouTubeライブが

本日19時になりました。

 


良かったらライブでご参加いただいて、

質問など頂ければ嬉しいです。

 

アーカイブはこちら↓

今は本当に「アイス」だけで生きています。

好きなことで生きてます。

 


本当に好きだったから、

 

うまく行ったのだと思います。

 


マネをしてうまく行かない人もいますが、

それは、

 

他人にウケると思って始めたから


ではないでしょうか。

 

・他人がスゴイと言ってくれそうだから

・チヤホヤされそうだから

・キラキラして見られそうだから

 


ここからスタートするとすぐに

ガス欠になってしまいます。

 

本当にやりたいことじゃないですからね。

 

しかし!

 

やりたいことをお金にするのは、

それなりの技術が必要です。


さぁ、福留さんはどのように、

「アイス」を「お金」に変えたのでしょうか?

 

そのあたりもじっくり聞いていきますね。

 

 

ぜひ、本日19時からご覧ください!

アーカイブはこちら↓

[集客できる起業家へ]アイスマン福留との関係

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こんにちは、今井です。

 

 

さて、、、

 

今ではテレビでもおなじみの

アイス評論家のアイスマン福留さん。

 

最近のテレビ出演だけでも、これだけあります。

 

『マツコの知らない世界』

『王様のブランチ』

『バゲット』

『ズームイン!!サタデー』

『超逆境クイズバトル!!99人の壁』

『中居正広のニュースな会』

『探偵!ナイトスクープ』

『メレンゲの気持ち』、etc.

 

この間は、ジャニーズのHiHi Jetsと

絡んでて感動しました。

 

ひさびさに、その福留さんと話しました。

もう、出会って19年です。

 

実は、うちの会社のHPを

最初に作ってくれたのが

福留さんなんです。

 

当時はWEB制作をされてました。

 

2人ともサラリーマンで、

小さくビジネスをスタートした

ばかりの頃でした。

 

たった1つの出会いが、

どんどん広がっていきます。

 

ゆるいネットワークが

人生の可能性を拡大してくれます。


当時はお互いに、そんなことは

まったく思っていませんでしたが。

 

セミナーに勉強に行ったりしましたが、

一番の価値はやっぱり出会いでした。

 

今日の出会いが、5年後10年後に

ものすごく生きてくるかもしれません。

 

行動すると、いろんなことが起こります。

 

で、、、

福留さんとYouTubeライブを
することになりました。

アーカイブはこちら↓


いったい、どのようにアイス評論家

というビジネスモデルを生み出したのか?

キャッシュポイントは何なのか?

年収はいくらあるの?

 

そんなことを、

ギリギリまで聞いていきたいと思います!

 

お楽しみに!

[集客できる起業家へ]旅行の準備に何時間かかりますか?

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こんにちは、今井です。

 

さて、、、

 


急に出張に行くことになったら、

準備に何時間かかるでしょうか?


ボクの場合は、国内であればほとんど

準備時間がかからないと思います。


いつものカバンひとつで行けるので。

 

いつも使っているカバンに、

・PCとコード

・スマホのコード類

・サイフ

・おりたたみ傘

・目薬

・リップクリーム

・ばんそうこう


などなど、必要なもの一式が

すでに入っているからです。

 

海外の場合も同じカバンですが、

キャリーカートに着替え、非常食、

あと本が何冊か増える感じです。

 

こんな感じで必要な備品が、

すでに準備されていると、

行動スピードが速まります。

 


ジムに行くのにも、

ウェア、タオル、シューズ、靴下、会員証

の一式が袋にセットされているので、

サッと行くことができます。

 

これ、行くときになって、

「えっと、タオル、タオル」


なんてやっていると、

面倒になっていく気を失います。

 

準備は大事ですね。

 

備えよ常に!

[集客できる起業家へ]花粉症の方へオススメ情報

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こんにちは、今井です。

 

 

さて、、、

 

今年も花粉症のシーズンですが、

ボクは完治したので大丈夫です。

 

「舌下免疫療法」

という治療です。

 

2017年6月から治療を開始して、


・2018年は症状が半減

・2019年に完治

・2020年、2021年、2022年も症状なし


という状況です。

 

花粉症がツライという方は、

今年は舌下免疫療法をオススメします。

 

花粉症のシーズンが終わってから、

お医者さんに行ってみてください。

 

「舌下免疫療法」をやっているか、

事前に確認していって下さいね。

 

毎日、タブレットを1分含むだけで、

だんだんと花粉に反応しない体に

変化していきます。

 

体質改善なので一生ものです。

 

ずっとお薬やサプリを

飲み続ける必要はありません。

 

お酒や甘いものを控える必要も

ありません。

 

この話を聞いて、


「今年すぐにやります!」


という人が出てきて、

花粉症を完治させた友人が

増えてきました。

 

ちなみに、すぐ治療を始めたのは

ビジネスがうまく行っている人が

多かったです。

 

皆さん、即断即決ですね。

さすがです。

[集客できる起業家へ]ネクタイが1本も売れませんでした

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こんにちは、今井です。

 

さて、、、

 

ボクは一時期、友人に頼まれて、

オーダーメイドのネクタイの販売を

やってみたことがあります。

 

結果は、

1本も売れず!


本当にゼロ本です。

そんなことあるんですね。。。

 

で、、、


本当にやりたいことなら、

そこからいろいろと工夫を

していったと思います。

 

なんとか努力しますよね?

 

しかし、そのビジネスの場合は、

ぜんぜんやる気になりませんでした。

 

ちょっと面白いとは思ったのですが、

情熱が湧いてくるかと言うと、

まったくなわけです。

 

「売れないんだったらやーめた」

という気分でした。

 


そんな経験を何度かして、ボクの場合、

「人の成長にかかわること」

だけをやることにしました。

 

なぜなら、これがやりたいからです。

 

ボクは学生時代は塾講師や家庭教師の

アルバイトをやっていました。

 

会社員時代は新入社員のトレーナーや

インターンシップの受け入れを自然に

やっていました。

 

「人の成長にかかわること」

がやっぱりやりたいんですよね。

 

福島正伸先生とやっていた

コンサルタント育成もそうですし、

起業家育成もそうです。

 

学生向けの講演会を企画開催

したりもしました。

 

SNSやメルマガでの発信も

一歩踏み出して成長することを

テーマに書き続けています。

 

本やWEB連載の執筆もそうです。

 

これがテーマであれば続きます。

 

ですので、どの仕事にも、

「人の成長」の要素をどう組み込むか?

ということを意識して工夫しています。

 

ビジネスやマーケティングの講座でも、

ただ儲かれば良いということでは、

やる気が起こりません。

 

受講生の皆さまが人間的にどう成長するか?


ということを考えて、その要素を

講座に組み込んでいきます。

 

なのでやっていて楽しいわけです。

 

自分にとって大切な価値観を明確にして、

それを仕事にできたら最高の人生が

過ごせると思います。

[集客できる起業家へ]誰もが「やってよかった!」と言うこと3選

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こんにちは、今井です。


さて、、、

 

誰もが「やってよかった!」と言うこと3選

というテーマで書いていきます。

 

やる前はみんな、


「こんなん意味あるの?」

「大丈夫なの?」

「必要ないでしょ」


と言っていたのに、やってみたら、


「これ、絶対やったほうが良い!!」

「全力でオススメ!」

「やらない理由がない!」


と誰もが言います。


こういうものを3つご紹介します。

 

 

1つ目は「ふるさと納税」です。


去年はやりましたか?

「ふるさと納税」は本当にオススメです。

 

だって、メロン、ステーキ、うなぎなどが、

たった2,000円でゲットできます。

 

「面倒だなぁ」と思い込んでた人も、

やってみると「簡単ですね!」と言います。

 

それで無料でいろんなものがもらえるから、

一度始めた人は毎年続けています。


ぜひ、今年は計画的に使いましょう!

 

 

2つ目は花粉症の「舌下免疫療法」です。

花粉症の人はぜひ。


ボクは2017年の6月から始めて、

2018年のシーズンは症状が半減、

2019年は無症状になりました。

 

周りの何人かに勧めてみましたが、

みんなほぼ1年半で根治してます。

(お医者さんは3年推奨)

 

春を楽しめます。

外で思いっきり花見ができます。

 

夜もムズムズせずに眠れます。

仕事のパフォーマンスも上がりますね。

 

保険も効きます。

毎年花粉症の薬を買うより安いです。

 

「舌下免疫療法」で検索して、

近くの病院でやってないか探して

みてくださいね。

 

今のところ「スギ花粉」「ダニ」に

対応しているようです。

 

 

3つ目は聞く技術の「コーチング」です。

これも、

「なんで早くやらなかったんだ!」

と多くの人が言います。

 


「もっと早くやってたら

離婚しなかったのに」

 

「すぐに営業成績が上がった。

今まで何をやってたんだ!」

 

「これが一番お金になるやん!」


などなど。


ボクは20代でコーチングに出会って、

そこから人生が変わりました。

 

今は100人のクライアントさんを

毎年サポートしています。

 

この技術があるから、自信を持って

コンサルティングができています。

寄付をすると収入が増えるは本当か?クラウドファンディング体験からお金持ちの習慣を検証

こんにちは、今井です。

 

「寄付をするとお金が入ってくる」


何度も何度もこの言葉を聞いてきました。
そして聞くたびに「本当かなぁ?」と思っていました。

しかし、私の人生は寄付で大きく変わりました。


思い出すのはあの光景です。

私は目の前の奇蹟の景色にただただ衝撃を受けました。
たくさんの笑顔と喜びに満ちた声、幸福感に包まれて、今まで体験したことのない素敵な感情を味わい、それが私の人生を変えたのです。

今でもその光景を、私はありありと思い出すことができます。
思い出すたびにとても満たされた気持ちになれます。


寄付をすることによって、私のビジネスの売上は着実に増えました。
しかし、私はそれ以上のものを得ることができました。

与えることは満たされることだと知ることができました。
私はそれを実体験できたことを本当に感謝しています。

いったい寄付はお金を増やす効果があるのか?
なぜ、そんなパワーがあるのか?

ここでは、寄付についての私の経験談をご紹介するとともに、寄付をすることでお金が入ってくるメカニズムについても解説します。

この記事が、寄付がしてみたいという方の手引きとして少しでもお役に立てば幸いです。

きっかけは友人に認められるためだった

先日、自分のクラウドファンディングの支援履歴を改めて眺めていました。
マウスを操作し画面をスクロールして、過去をずっとさかのぼっていくと、人生で初めて支援をしたプロジェクトにたどり着きました。それは2012年に友人のNPO法人にした寄付でした。

この寄付のことはよく覚えています。これが私の人生を変えてくれたのですから。

その前の年、2011年には東日本大震災があり、私も被災者向けの寄付をしました。
金額としては会社で200万円ほどです。小さい会社ですので、けっこう大きな額を頑張ったと思っています。
しかし、それは自分が被災地に行って支援活動ができないという罪悪感を消すことが大きな目的だったと思います。それによって自分が成長したとか、そういうことは感じませんでした。

ただ、私もそうですが、震災で多くの人が寄付をする経験をして、寄付への心理的な抵抗が減ったのではないかと思います。

そして、そのころに始まったクラウドファンディングという仕組みが、徐々に認知されるようになってきました。

そんな時に友人からメッセージが届きました。

「カンボジアに学校を建設します!」

2012年の11月のことでした。
それまでにも、カンボジアに学校を建てるプロジェクトにはいくつか寄付をしたことがあります。しかし、こんなに身近な友人がやっているのは初めてでした。

物珍しさも手伝って、すぐに私はクラウドファンディングのサイトにアクセスしました。初めての体験だったのでプロジェクトの詳細をじっくり読み込み、クラウドファンディングのしくみを理解しようとしました。

そこで、クラウドファンディングでは「寄付額とそのリターンを選ぶ」という事を初めて知りました。「リターン」とは、寄付をした見返りにもらえるプレゼントのようなものです。私はいくつか用意されているリターンを一つ一つ見て、何がお得かを品定めし始めました。

いくつかのリターンの中から私が選んだものは、「自分の名前が学校の壁に書かれる」と言うものでした。

そのリターンを選んだ理由は、一つは自己顕示欲。「自分は良いことをした」と誇れるし、誰かに認めてもらえるからです。

もう一つは経営者仲間である友人に対する見栄でした。「今井さんはこれぐらいの額しか寄付しないのか」と思われたくないので、数万円のものを選びました。

私の初めてのクラウドファンディング体験は、そんな不純な動機でした。

 

 

恥ずかしい名前

カンボジアの首都はプノンペン。そこに学校は建てられました。

クラウドファンディングのメールのしくみを通じて、友人からの報告が都度都度送られて来ていましたので、計画から完成までの取り組みを随時知ることができました。そのメールを読むだけでも、自分の寄付したお金がちゃんと使われていることが分かりました。

2013年のある日、別の用事でカンボジアに行くことになりました。アンコールワットのあるシュムリアップ、そしてプノンペンにも滞在します。

そのことを友人に連絡したところ、「学校をぜひ見に来てくださいよ!」ということで、そのツアーの後に、1人で別行動をして学校を見学をすることにしました。

当日の朝にプノンペンのホテルのロビーで待っていると、NPOのスタッフの女性がやってきました。

Tシャツを着てタオルを肩にかけて、顔は黒く焼けていました。それほど高級なホテルではありませんでしたが、それでも都会のホテルに入ってくる格好ではありませんでした。

「今井さんですか?じゃあ案内しますのでどうぞ」

タクシーを手配してくれたのかな?と思いホテルの外に出てみると、そこにはトゥクトゥクという小さな三輪自動車がありました。真っ黒に焼けたカンボジア人の運転手が、タバコを吸いながら運転席に座っています。

「なんでタクシーじゃないんだろう?時間がかかるんじゃないの?」と、その時は疑問に思いましたが、すぐに理由が分かりました。

プノンペンの市内は綺麗に舗装された道路なのですが、少し郊外に入ると、いきなり舗装されていない荒れた道が現れます。

どんどん道は細くなるし、でこぼこだし、雨が降って水たまりになっているし、これは普通の車では通れません。ぐわんぐわんと左右に揺られ、風を浴びて開放感を感じながら、私はトゥクトゥクにしがみついていました。

林を抜け、畑を抜け、たまに民家がポツンとある、そんな田舎道を1時間ほど進んで行きました。

到着したのは、きれいに整備された畑のある地域でした。周りには民家がいくつかあり、それ以外は緑が広がっています。

草を刈って作ったと思われる空間に学校の建物はありました。もちろん塀も門もありません。プレハブではなく、ちゃんとした建物ですが、とても簡易な小屋のような作りです。

着いたのが11時ぐらいなので、もう授業が始まっているのかと思ったら、生徒はだれも来ていませんでした。私は「今日は休みなのかな?」と思いました。授業をしていなかったので、じっくりと建物を見ることができたのは好都合でした。

建物がこじんまりしていたせいか、「これが自分が寄付をして作られた学校なのか!」と大きく感動することはありませんでした。「ふ~ん、こんな感じかぁ」とただ思っただけでした。

次に思ったのは、「ボクの名前はどこに書いてあるんだろう」と言うことでした。

私がそれを聞く前に、スタッフの女性が言いました。
「今日案内した学校は、今井さんが寄付してくれた学校とは別のところなんですよ」
ああ、そうなのか。

「でも、こんな感じで名前が掘られてますので見てください」
と、名前が書かれている大きな看板が建てられている場所に案内されました。

するとそこには、いくつかの日本人の名前が掘ってあり、その中の1つが知り合いの名前でした。共通の友人でしたので、彼も寄付をしたのでしょう。

綺麗とは言えない字で、ペンキでバンっと大きく書かれている友人の名前を見て、私はシンプルにこう思いました。

「カッコ悪い……」

まさに自己顕示欲の塊です。

「俺がカネを出したんだぜ!」
というような主張が、その大きな名前からにじみ出ているのです。

その知り合いの名前を見ながら、私は、
「あいつ、寒いなぁ」
とつぶやきました。

しかし、これ同じことを自分もやっているのだと思うと、とても恥ずかしい気持になりました。もっとスマートに、さりげなく寄付すれば良かったと思いました。

そうは言っても、クラウドファンディングで寄付するときには、リターンの内容が気になるものです。

「自分の名前が書かれる」というリターンがあったからこそ、私も寄付したわけですので、これは仕方ないのかなと思いました。もし、そのリターンがなければ、寄付をしていないかもしれないのですから。

友人の名前を見ながら、「まあ、仕方ないよな」と思いました。

 

感謝してない子どもたち

「子どもたちは家に帰ってるんですか?」
と私は聞きました。もうお昼なので、「昼休みにご飯を食べに帰ったのかな?」と思ったのです。

しばらく学校の校舎の周りをうろうろしてみましたが、一向に生徒たちは来ません。

「授業はこれからです。朝は家の農作業を手伝ったりしているので、みんなこれから登校してくると思います」

スタッフの人も授業の始まる正確な時刻は把握していませんでした。そこはもう現地の先生たちの運営に任せているようです。

少しすると、ぞろぞろとカンボジア人の小学生が集まってきました。みんなちゃんとした制服を着ています。女の子も男の子もパリッとしています。

あたりに広がる田舎の風景や校舎の作りに比べると、服装がとてもスタイリッシュで、「けっこうオシャレでいい感じだなぁ」と思いました。

私はスタッフの人と教室の中にいたので、「変なやつがいる」と不審者がられないのか、もしくは物珍しそうにジロジロ見られるのではないかと心配していました。

しかし、まったくそんなことはありません。
教室に30人ぐらいの小学生が集まったのですが、私やスタッフの人がいても、子どもたちはまったくお構いなしです。誰も声をかけてこないし、まさに透明人間扱いでした。彼らは、なにも気にせずペチャクチャと友達どうしで喋っています。

私はカンボジアの言葉が分からないので、もちろん話の内容は分かりません。しかし、楽しそうに話しているということだけは分かりました。

NPOのスタッフの方と子どもたちとは面識はあるみたいでした。スタッフの人は男の子数名に声をかけて、「ちょっと写真を撮らせて」と言っていました。寄付してくれた日本の人たちに贈るお礼の写真を撮りたいのだそうです。校舎の前で、「ありがとう」というパネルを持っている子どもたちの写真です。

しかし、子どもたちはニヤニヤしたりふざけたり、また友達どうしで喋り出したり、なかなか言うことを聞いてくれません。本当に天真爛漫です。なんとか写真は撮れたようですが、子どもたちは終始ふざけた様子でした。「ありがとう」と日本語で書かれたパネルを持ってはいましたが、実際にはなにも感謝してない感じです。

私は離れたところから、このやり取りをほほえましく見ていました。小学3年か4年生の子どもたちってこんな感じだよなと思いました。こんな小さな子供たちが改まって「ありがとう」と言っている方が変です。ふざけながら「ありがとう」のパネルを持っている方が自然な感じがしました。

一応、私も寄付をしているわけですが、その子どもたちに向かって、「ちゃんとお礼を言えよ」なんて思いません。こんな小さな子どもたちにそんなことは望まないわけです。

それは見たことのある光景だった

こうやってたくさんの子どもが教室でわいわいと騒いでいるのを見ていて、鳥肌がザーっと立ってきました。

「これはすごいことだ・・・」と思ったのです。

今まで感じたことのないほどの、ものすごい衝撃と感動が体の中から湧き上がってきました。

実は、この目の前にある子どもたちのいる教室の様子は、「見たことのある光景」だったからです。

私には子どもが2人います。自分の子どもが小学校の時に授業参観に何度か行きましたが、その時にみた光景と、この目の前にあるものが同じだなと思ったのです。

授業参観で小学校に行くと、父兄が見に行っても、子どもたちは大人に話しかけるわけではなく、子どもどうしだけでぺちゃくちゃ喋っています。

そして、小学校の低学年ぐらいの時は、みんな目がキラキラしてます。それは日本もカンボジアも変わりません。

その参観の時に見た日本の小学校と同じ光景が、このカンボジアで同じように実現できているわけです。

それを見て、「これはすごい」と思いました。
「これはとても素晴らしいことをしている」と。

今、目の前にある光景は、本当にありきたりの日常です。日本にいれば、毎日のように全国の小学校で繰り返される日常です。

その日常を、今、このカンボジアで作れているんだと思った時に、鳥肌がザーっと立ったわけです。これは本当にすごいことをしていると思いました。

学校を建てたNPOの人もすごいし、お金出した人たちもすごいし、とにかく関わった人みんながすごいことをしたと思いました。

「当たり前の日常が作れている」ということが、本当のすごいことだと心からこの時に感じました。戦争がないとか、食料がちゃんとあるとか、当たり前のようなことですが、当たり前のことができていうことは、実はすごいことなのだと改めて実感できたわけです。

そして、その当たり前の日常の光景を見てるだけで、とんでもなくすごいことをしたんだという感動と、心からの幸せを感じられました。

この時に寄付とはなんと素晴らしいものなのだと思いました。

少しのお金を出すだけで、こんなに素晴らしい気持ちが味わえるなんて、とてつもないエネルギーがあると思ったわけです。

これこそが寄付の本当のリターンなんだと思いました。


こんなふうに、心から素晴らしい取り組みに少しでも自分が貢献できたと思えたら、他人にどう思われるかなんてどうでも良くなります。他人にどう思われようとも、心から自分を認めて褒め讃えることができます。いわゆる承認欲求が消え去ります。

他人にどう思われるかや、自分の名前が壁にあるかなんて関係なく、本当に良いことしたと自分が思える寄付は、本物の幸せをもたらしてくれます。

私がラッキーだったのは、実際に寄付が使われた現場に行くことができたことです。そして、リアルにその感情を体験することができたことです。

この体験をした後から、他人にどう思われるか気にすることが減ってきました。

 

やっぱり頑張ってビジネスで稼ごう

そして、この経験を一度したことで、「寄付をすること」と「幸せ」が強くリンクするようになりました。

これは人間の想像力の作用だと思いますが、「この寄付をすると、こうなって、ああなって、こんな風に誰かの日常が作れるんだ」ということがリアルにイメージできるようになったのです。

それから私は寄付をもっと気楽に楽しく、そして幸せな気分でできるようになりました。

そして、「自分が稼ぐことでこの寄付ができてるんだ」と思ったら、「やっぱり頑張って稼ごう」と思うようになりました。自分のためではなく、誰かのためだと思ったら頑張れるのです。

そうやってビジネスを頑張ろうという気持になっていきますので、寄付をして幸せな気持ちを感じた人は、売上が自然に上がると思います。もちろん、きちんと統計を取っているわけではありませんので、私の推測でしかありません。しかし、自分自身が強く実感しましたので、確信を持ってそう思います。

ですので、この気持ちを感じるために、ぜひ寄付をしてみてはどうかと思います。本当にお勧めします。可能であれば、実際に寄付したお金が使われる現場を見られるようなものが理想です。

もちろん、ご自身のビジネスを通じて同じように「本当に良いことをしたなあ」という気持ちを感じることもできます。しかし、寄付を通じて感じられるのは少し違う種類の幸せかもしれません。ぜひ、ご自身で体験してみてください。

そして、寄付をすることで、本当に何かを「与える」ということが腑に落ちると思います。与えるという行為は、それそのもので満足を得ることができます。何か見返りを求めている時は、純粋には与えていないということなのです。

純粋に「与える」という行為であれば、誰かに認められるからでもなく、「ありがとう」と言ってもらえるからでもなく、心から自分で自分を認められて、「ああ、やってよかったなぁ」と心から思えます。

このように、自分を自分で認められるようになると承認欲求が消えて、他人にどう思われるかということが本当にどうでも良くなります。

カンボジアの子どもたちは、まったく「ありがとう」なんて言いませんでした。屈託なく楽しそうにしてるだけです。

しかし、それを見ているだけでとても幸せになります。

自分の寄付によって幸せになった人を見られる、というのはかなり贅沢なんじゃないかと、改めて思います。

そういう思いで寄付をする人が増えたら、本当に素晴らしいと思います。寄付する側もされる側も、とても幸せになれますからね。

ただ、いきなりそういう世界をイメージして寄付をしろと言われても、なかなか難しいのではないかと、自分を振り返って思います。

私が寄付をしたのは、自分の罪悪感を消すためだったり、「稼いでばっかり」という批判されるのが嫌で、「良い事やってますよ」というアピールのためだったり、友達に対する見栄であったり、クラウドファンディングのリターン目当てであったりしました。

つまり、最初は純粋な気持での寄付ではありませんでした。

しかし、きっかけはそういう事からで良いと思います。

最初は自分の名前を掘ってもらうことや、「ありがとう」というパネルを持った子どもたちの写真がなければ、寄付する気が起きないかもしれません。

でも、それがきっかけで寄付をするうちに、だんだんとそんな見返りは必要なくなっていくと思います。

そして、寄付すること自体が楽しくなり、ご自身のビジネスを頑張ろうというエネルギーが湧いてくるのではないかと思います。

私の寄付に関する体験談はここまでです。


最後に、鬼丸昌也さんと「寄付をして幸せになる方法」という対談をさせていただきました。そのアーカイブもよかったらご覧ください。

 

[集客できる起業家へ]ここぞという時はケチらない

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こんにちは、今井です。

 


さて、、、

 

起業家・経営者の皆さまは、

ここぞという時にはケチらない、

というのがオススメです。

 

まず、ご祝儀や寄付。

 

どうせやるなら中途半端にお金を出すより

バーンと行きましょう。

 

これは記憶に残ります。


例えば、ボクの会社員時代の話ですが、

結婚披露宴に部課長も呼びました。

 

ご祝儀は友達がだいたい3万円で、

部課長は5万円という感じでした。

 

でも、部長が10万円を包んでくれていて、

めっちゃ男気があるな!と思いました。

 

お金をもらったからということではなく、

なんか見直したというか尊敬しました。

 

また、ボクの主催したチャリティライブで、

その場でサイフから10万円を出してくれた

友人のことは今でも忘れません。

 

そういうこともあって、

親しいNPOの寄付や、友人のイベント、

クラウドファンディングなどは、

50万円、100万円を支払ったりしてます。

 


あと、、、

 

ビジネスの投資も、成約率が分かるものは、

ドンと投資すれば良いと思います。

 


ある程度の数字(確率・成約率)が

見えているのであれば、

ドカンと広告を打ちましょう。

 

数字が見えていないものは小さくテスト。

数字が見えたらドカンと行く。


このメリハリが投資には重要です。


その時の成約率が未来永劫続くわけ

ではありません。

 

状況によって変化していきます。


反応の高い時はチャンスです。

せっかくなのでドカンと投入しましょう。