こんにちは、今井です。
さて、、、
スケートの羽生結弦選手は、2014年、
流血しながらGPファイナルに出場しました。
直前練習で他の選手と衝突し、
一時、リンクの上で起き上がれない
状態だったのにです。
その姿がものすごい感動的で、
「すごい!」
「感動した!」
というメッセージが、
ソーシャルメディアで数多くありました。
テレビでも感動の姿を伝えていました。
(↑これ、第1段階)
しかし、次の日ぐらいから、
「脳震盪の可能性が高い」
「あんな状態で滑るのは危険だ」
「周りが止めるべきだ」
という批判的な意見が増えて来ます。
マスコミの論調も変わって来ました。
(↑これが第2段階)
ボクも、その時は感動してたのですが、
「た、確かに止めた方が良かったかも…」
と思うようになりました。
それが11月ごろの話しです。
そして年末。
「Number」と言う雑誌の表紙が
羽生選手だったのでなんとなく買いました。
そこには、羽生選手のインタビューで、
「脳震盪じゃない」という医師の診断
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だったので出場した。
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と書かれてありました。
(「心配かけて申し訳ない」
というコメントつきです)
ちゃんと脳震盪じゃないと
診断されて出場してたわけです。
検索してみたら、11月の早い時期に
そんな記事もありました。
(↑これが第3段階)
なにが言いたいかと言うと、、、
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やっぱり、
表面的な情報では本当かどうか分からない
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ということですよね。
ソーシャルメディアで拡散されやすいのは、
事実そのものではなく、
ショッキングな記事
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です。
感情を揺さぶられる記事です。
「羽生くん!感動!!」
もそうだし、
「危険!死んだらどうする!」
もそうです。
一方で、「脳震盪じゃなかった」
というのはあんまり盛り上がりません。
「羽生くんは、『脳震盪じゃない』と
スケート連盟に言わされてる」
という記事の方が、盛り上がると思います。
とにかく、、、
事実かどうかは、
ネットやマスコミだけでは分かりません。
この話題だけでも、二転三転してます。
フィギアだけに4回転ぐらい行きそうです。
ネット上の記事が「これが事実」と
シェアされることもよくありますが、
事実か分からないものも多いです。
そういう記事があるだけです。
大事なのは、
判断を保留する能力
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ですよね。
「どっちか決めないとイヤ!」
だと、情報に右往左往する人生になるので。
どっちでも良い事は多いです。