親との関係

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こんにちは、今井です。

母親をドバイに連れてきております。

初日はお決まりのブルジュ・ハリファ。
世界一高いビルの展望台に上りました。

ホテルでマッサージを予約してあげて、
カート乗り場まで送りました。

(けっこう一人でできる人なので、
あとは自分で行ってもらいました)

2日目はゴールドスークという
金や宝石を売っている市場まで
連れて行ってあげました。

母は単語トークで目的地に到着するので、
けっこう頼もしいです(笑)

3日目は「リゾートでゆっくりする」
という過ごし方を体験してもらいました。

時間があればとにかく動き回る、
という旅行しかしたことがなかったので、
「ゆっくりする」というのが
理解できなかったみたいです。

とりあえずプールサイドにつれてきて、
のんびりしました。

「気持ちええな」

と言ってましたので、
ちょっとは慣れたと思います。

今回、どうして母を旅行に
連れてきたかというと、、、

普通に、
「旅行に連れて行って」
と言われたからです。

最初はポルトガルに行きたいと
言ってたのですが、足腰の関係で、
ゆっくりできる旅に変更しました。

言われてなかったら、
連れてきてなかったです。

親孝行という意味もありますが、

子供は3歳までに一生分の親孝行をしてる
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
という言葉がけっこう腑に落ちてるので、
そんに義務感がないんですよね。

旅行に連れて行かなくても、
「親孝行できなかった」
とは考えません。

自分の子供を考えても、
別に親孝行してほしいとは
思いませんよね。

人様のために一生懸命働いて、
それなりに幸せに暮らしてたら、
親としては嬉しいです。

亡くなった父も、
「所帯を持ったら大したもんや」
とよく言ってました。

そんなもんですね。

あと、、、

ドバイの前は、祖母に会いに老人ホームに
行ってきました。

祖母は97歳です。
孫が8人、ひ孫が12人です。

「思い残すことは何もない」
と、いつも言ってます。

旅人と草

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こんにちは、今井です。

昨日はドバイのゴールドスークに母親を
連れて行ってあげました。

値段交渉が大変だけど面白かったです。

さて、、、

本日はフィクションです。

↓↓↓↓↓↓

ある日、疲れた旅人が、
荷物を置いて木陰に座りました。

大きな木の根元には、
不格好な草が生えていました。

気負うことなく自然に生えている草に、
旅人は興味を惹かれました。

「おい、草よ。
お前はどうしてそんなところに
一人でいるのだ。

バラのように美しい花を咲かせ、
生き物たちの目を引こうとは思わないのか?

イチゴのように甘い実をつけ、
生い物たちの舌を唸らせようとは
しないのか?

ラベンダーのように香りを漂わせ、
生き物たちを酔わせようとはしないのか?」

うたた寝をしていた草は目を覚まし、
旅人にこう言いました。

「心をすり減らした哀れな旅人よ。

私は、お前たちのために酸素を
作っているのだ。

それで十分ではないか」

草はそう言って、また寝てしまいました。

水を一口飲んでから、
旅人も木陰で横になりました。

そして、少し幸せな気分になって、
また旅をつづけました。

(おしまい)