お金を出してみて勉強になりました

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こんにちは、今井です。

 

 

 

数年前からクラウドファンディングで
ちょこちょこ寄付してます。

 

 

ボクが寄付するのは興味のある、

「教育」か「芸術」

がテーマのやつがメインです。

(たまに他のジャンルのもありますが)

 

 

 

映画のクラウドファンディングもあって、
一度寄付をして試写会にも参加しました。

 

バイオレンスで粗削りで、
エネルギーがものすごくて、
そしてB級な感じの作品でした。

 

当然、ほとんどの映画館では
公開されていません。

ほとんど知られてません。

ほとんどテレビにも出てません。

 

 

じゃぁ、寄付したお金は、
どれぐらいの価値があったんだろう?

と、感じる人もいると思います。

 

 

 

試写会のあいさつで俳優の方が、
お金のことも赤裸々に語って下さいました。

 

今は、当たる映画にしかお金が
集まらないそうです。

言われてみればそうですね。

 

すると、作れる映画の中身は売れ筋の
ありきたりなものになってしまいます。

チャレンジングな映画には、
大きな資本がつかないわけです。

 

つまり、若手の監督が新しい表現に
チャレンジできないということです。

 

 

 

でも、クラウドファンディングが
できたおかげで、ファンがお金を出し合い
新しい映画を作ることができます。

 

そうやって、たくさんの映画が生まれたら、
その中から次の時代を作る作品が現れる
かもしれません。

 

もちろん、ほとんどはヒットしません。

 

でも、100本や1,000本の中に1つは
すごいものが生まれるかも知れません。

 

 

確実な成功は約束してもらえませんが、
監督たちにチャレンジする場を
提供することまでは可能です。

 

どんどん失敗できる場、文化や受け皿を
提供していると考えたら、
そのお金はとても有意義なわけです。

 

 

 

こんな風な考え方を学んで、
お金を出すことのハードルが下がりました。

 

結果にしかお金を出さない人ばかりなら
世の中がギスギスしますよね。

 

他人のチャレンジのために、
お金を出すのも悪くないですよ。