こんにちは、今井です。
「平成」は30年で終わります。
次の元号は、改元の半年前には
発表される見通しです。
小泉元総理が「平成」が元号に決まる
プロセスを証言していました。
(ネットニュースで見ました)
有識者が選んだ3つの元号の中から、
臨時閣議で決めたそうです。
当時の官房副長官が、
「平成でいかがでしょうか」と提案し、
竹下登首相がうなずき、そして、
全員がうなずいた、とのこと。
それだけ聞くと、あっけないですね。
あっけないですが、
そんなもんだと思います。
乱暴な言い方をすれば、
3つのうちのどの元号であっても、
世の中、それほど大差ないでしょうし。
ボクは、リーダーの重要な仕事の1つに、
どっちでも良いことを決めること
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
があると思っています。
例えば、職場でランチに行くとき、
「お蕎麦か?うどんか?」
となったりします。
みんなどっちでも良いときは、
「〇〇さん、どっちがいいですか?」
とリーダー格の人に振られたりします。
「じゃぁ、蕎麦にしよう!」
とか、決めてほしいんですよね。
ここで、
「どっちでも良いよ」
と言うとガッカリです。
「どっちでも良いのは分かってるけど、
決めて下さいよ!」
と。
ランチぐらいならいいですが、、、
誰かが決めないと仕事が止まります!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
スピーディに決断するのが、
リーダーの役割です。
すぐに決めてくれるリーダーは、
すごく仕事がやりやすいですからね。
自分が部下の場合は、
決断のサポートをしていると、
リーダーに重宝されます。
そして、自分ならどっちを選ぶかを、
毎回考えると鍛えられます。
<参考までに>
「昭和」発表当時のことは、
猪瀬直樹さんの『天皇の影法師』に
詳しく描かれてあります。
森鴎外の最後の仕事が、
元号の決め方を整理すること
だったそうです。
『天皇の影法師』
https://www.amazon.co.jp/o/