2030年予測

こんにちは、今井です。


本日はフィクションです。

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西暦2030年。令和12年戌年。

テレビをつけると芦田愛菜が
自分の冠番組で司会をしていた。




最近は、都心では自家用車を持つ人が減り、
駐車場が少なくなっている。

空き家を買い上げる制度も浸透し、
そのおかげで土地が余りはじめている。



来年からはゴミの分別がなくなるそうだ。

プラスティックの使用量が最盛期の
10分の1に減ったというのがその理由だ。

ペットボトルがこの3年であんな風に
改良されるなんて、科学技術というのは
たいしたものだ。



この頃は、なんでも朝型だ。

お店のオープンは7時が当たり前だし、
演劇やコンサートなどは昼前から始まる
のが主流になってきた。

というのも早起きの65歳以上の人が増え、
朝から街中に人が溢れているからだ。



しかし、だんだんと殺風景になってきた
のは否めない。

飲食店は減っていき、残っているのは
とことん無人化を推進したチェーン店だ。

タッチパネルで注文し、ゲートから出てくる
料理を自分でカウンターに持って行き、
無言でもくもくと食べるのである。


昔のように「よろこんで!」と元気な店員が
接客してくれる居酒屋は今では高級店だ。





いろんな施策の効果もあって、
最近は人手不足も解消してきた。

一番効果が高かったのが「勤労奉仕」だ。

年に何度か既定の仕事をすると、
皇室の方々に会えるというシステムのこと。

人気のない仕事はポイントが貯まりやすく、
人材の偏りがかなり改善された。

誰もがこれほど成果が出るとは思って
いなかった。





そうそう、Amazon Primeの年会費が、
98,000円になった。

ただ、電気も水もガスもコミコミだ。

その他、提携しているコンビニやスーパーで
毎月一定額の買い物ができる。

映画館も見放題だしカーシェアリングも
レンタサイクル付いている。

都心では地下鉄もバスも乗り放題だ。


ちなみに、東京メトロと都営に分かれていた
東京の地下鉄は統合された。

Amazonがお金を出して長年の懸案が
解決したからだ。







世界経済で言えば、
GDPの1位は中国、2位はアメリカ、
3位はインドで日本は4位と健闘している。


南海トラフ地震は今のところ起こっていない。


そういえば、今年も村上春樹が
ノーベル文学賞を取るのかどうか?
テレビのニュースで盛り上がっていた。


ワイドショーはいまだに新しい問題を
放送し続けている。




<おしまい>