自分を好きになるには?自分を好きになれない努力家のあなたへ

こんにちは、今井です。



よく、

 

「自分のことが嫌いです」

「自分を好きになるにはどうすればいいでしょうか」

 

という話をよく耳にします。



そもそも自分のことを好きになるとは、どういう状態なのでしょうか。

実は、これが分かってないと、自分を好きになれません。



反対に、「自分のことが嫌い」というのは、よく分かったりします。



私こんなところがダメだ…

 

あんなところがダメだ…

 

昨日もこんなことしちゃった…

 

そんな風に、自分の嫌なところが目につき、嫌な感情が起きてしまう。



これが、「自分のことが嫌い」っていう状態です。



じゃあ、自分が好きっていう状態は、どんな感じでしょうか。



そこで、みなさんの中で

 

自分のことが嫌い

自分を好きになりたい方へ、

 

自分を好きになるとはどういうことか?についてお伝えします。



※長文を読むのが苦手な方は、YouTubeを聞き流してください。



どうして自分のことを嫌いになってしまうのか?自分を嫌いになる3つの理由




そもそもなぜ、自分を嫌いになってしまうのでしょうか。

 

口には出さなくても、

自分のこと嫌いって思っている人、きっと多いと思います。



自分のココがダメだ

 

あの人と比べてこうだ

 

もうちょっと頑張らないと

 

など思いながら、頑張ってらっしゃる人多いと思うんです。



けれどもその頑張りって、きっと空回りしますよね。

 

自分のことが嫌いで、そのまま成功できる人は、あまりいないと思います。

ビジネスもプライベートも上手くいく人は、自分のことが大好きだったりします。

 

特にひとり起業家の場合、自分自身が商品だったりします。



ではなぜ、自分のことを嫌いになってしまうのでしょうか。

 

イコール、なぜ自分にはそんなに価値がないと思ってしまうのでしょうか。



それには、大きな原因といえる、3つのことがあります。




1.人間は、ネガティブが普通だから



人間というのは、危険を予め察知して、逃げていく性質があります。

 

例えば、ニュースを見ると、常にネガティブな情報ばかり発信されてます。

そして、そのネガティブな情報を、私達は日頃から見ていませんか?



なぜかというと、生き残るためです。

 

私達人間がネガティブだからこそ、今日まで子孫を繁栄でき、生き残ってます。



逆に、人間が常にポジティブだったらどうでしょう。

 

「あそこに虎がいるな!楽しそうだな」

「崖から落ちたら面白いかな」

と思っていると、命を失っちゃいますよね。



人間はネガティブだからこそ、怖い動物や崖を察知でき、生き残ってきたわけです。



ネガティブというのは、人間の本能として当然持っているものなんです。

伝え方を変えると、そもそも人間はネガティブにできています。



そして、ここがポイントですが、

 

「自分のことを好き」

「けっこうポジティブ」

と言う人は、

 

意識的に自分のことをポジティブに見ています。



どうせ、自分は生まれつきネガティブだから、

頑張ってポジティブに世の中を見ようと意識するくらいがちょうどいいです。



常に無意識でいると、ずっとネガティブでい続けます。



ビジネスで活躍している人や、ポジティブに生きている人は、

 

生まれつきではなく、

 

意識して努力してポジティブになっている

と思って下さい。




2.他人と比較しやすい環境だから



今は、ネット社会、SNS、YOUTUBEが進んだことで、

 

他人が何をやっているかすごく見えやすい時代になりました。



この人が活躍して大きな家に住んでいる

 

そして、その家に人が集まってパーティしている

 

楽しそうに海外に行っている



そういうのを見ると、今の自分と比較してしまいます。



すごい人ばかり取り上げられるのを見ると、

自分はダメなんじゃないか?と思いやすくなり、

 

自分もこういう風に生きないといけない。

カッコつけないといけない。

などと追い込まれるようになり、

 

自分はダメなんだ

自分は周りに比べてキラキラしていないぞ

彼女いないぞ

クリスマス過ごす人いないぞ

 

というふうに、

人と比べてネガティブになってしまう方が

いらっしゃるのではないでしょうか。



今は、ネガティブになりやすい情報が溢れているのです。

それは、あなたが生きていく上での正解ではありません。



人と比較して落ち込んでしまいやすい環境に曝されていることを認識してください。




3.努力家だから



自分のことを嫌いな人は、

実は努力家の人が多いです。



つまり、頑張り屋さんです。



頑張り屋さんほど

 

まだダメだ

 

もっと頑張らないと

 

もっと努力しないと

 

もっと上に行かないと

 

と思ってしまい、

今の自分をなかなか認められないんです。



誰かに言われたわけではないのに、

自分で勝手にハードルを上げていく状態になります。



起業家の人が目標売上1,000万円と掲げて、

1,000万円に到達しても、

3,000万円ぐらいの人がいっぱいるから、喜んじゃいけない。

 

と思ったりします。



これは、努力家に見られることです。



ですので、まずは自分自身で、

 

「私、努力家なんだ」

「私がんばり屋さんなんだ」

 

と気づいていただけたらと思います。



頑張り屋さんで、とにかく自分を高めよう!ということ自体は良いことです。



じゃあ、どうしたらいいかというと、

自分を好きになることにも努力する

 

という方向に、頑張るエネルギーや頑張る能力・才能を

使っていただけたら、

もっと自分のことを好きになれると思います。




ぜひ、自分を好きになることに、

あなたのそのエネルギーを使っていただければ、

もっともっと人生が楽しくなると思います。



自分がこれで良いんだ!

こういう自分でいいんだ!

と心から思えることが、

実は究極な幸せな状態です。



ぜひ、その境地に達していただけたらと思います。




自分を好きになるとはどういうことか?自己受容の心理



自分のことが嫌いで、

自分を好きになりたい方は、



実は『自分が好きっていう状態』 は何かを、

まず理解するところからスタートしてください。



そこで、ここからは、

 

・間違った自分大好きを解説

・本当に自分が大好きな状態について解説

していきます。



※長文が苦手な方は、YouTubeを聞き流してください。




間違った自分大好き



まず、間違った自分大好きというものがあります。

いったいどういうことでしょうか。



実は、自分大好きには、

以下の2つ誤解があるんです。




悪い意味での自分大好き



「私ってここ凄いのよね~!」と、

自分の良いところをアピールする人を見ると、

 

「あの人、自分のこと大好きだよね」って

皮肉っぽい言い方をしてくる人、

周りにいませんか?



こういう人を目指してくださいという意味ではありません。



そういう自分大好きというのは、

実は自分のことそんなに好きじゃなかったりします。



どちらかというと、

 

自分には色々欠点があって、

自分のことが受け入れられない

でも唯一ここだけは誇れる!

という1つに執着して、

 

自分をアピールしているのではないでしょうか。



ですので、

本当は自分のこと嫌いだけど、

なんとか自分を保とうとして、

唯一少ない長所をアピールしている状態です。



自分大好きという言葉を、あまりいい意味では使ってないのです。




自分を褒めるところや、すごいところを見つけないといけないという誤解



自分大好きな人は、

 

「私はここが凄い!」

「私はここが好きだ!」

 

と、わざわざ思ったりしません。



常に、「自分ってすごいなぁ」って

思いながら生きているわけではありません。



ですので、常に自分を褒めるところや、

すごいところを探さないといけない

というのも誤解です。




本当に自分が好きな状態って?



これはズバリ!

 

自分が好き

=自分が生きて、違和感がない

という状態です。



自分のことをなんとも思ってない、

これが普通だ

という感覚です。



空気や水みたいなものです。



ニュートラルとも言います。



自分のことが好きな人に

「あなた自分のこと好きですか?」

と聞いてみたら

 

「そんな風に考えてなかった」

と答える人が、結構多いと思うんですよね。



自分のこと受け入れているから、

それで良い

 

自分はこれで良いとOK出しているんですね。



こういう生活で良いし

こういう見た目でいいし

こういう声で良いし、



特に日常生活で不満もないし、

普通に生きている。



自分の存在が当たり前という状態が、

自分が大好きということです。



なので、わざわざ自分のことを

「おおー、自分ってすげぇな」とか、

 

逆に

自分のここはイヤだぁ

自分のこんなところガッカリだな

 

と、あまり思わないということです。




・・・と、書きましたが



自分大好きとは、

自分のことを何も思わないこと

 

と書きましたが



自分をある程度許容している人でも

 

「あぁここダメだなぁ」とか

「ぁぁここ失敗したなぁ」って

 

思ったりするものです。



そう思っているからこそ、

努力したり改善したりしようとするのです。



もし、自分のことを何も思わなかったら、何も努力しなくなります。



ですから、「ここダメだぁ」と

少しくらい思うことは良いことなので、

 

そこは改善のために活かしていきましょう。



そして、「自分のどんなところが好きですか?」

と聞かれたら、

 

けっこう答えられない人が多いと思うのですが、



あえてわざわざ

「自分のこんなところが好き」

と、言葉にしてない人が多いと思います。



答えられなくていいと思います。



普通に自分のことを好きな人は、

そこまで考えてないということです。



感覚として、

自己否定をしてない状態、自己受容をしている状態で

自分はこれで良いと思うぐらいが、

「自分が好き」ということです。



例えば、僕も、映画のブログを自分で書いたりしますが、

それを読み返すと、

結構面白かったりします。



自分で書いて面白いなぁって、

たまに思ったりしますけれども、

自分のこれちょっとダメだなぁと思うこともあります。



バランスが大事ということです。



まぁこれで良いかなぁって思えるようになる。

という感覚を、まずは目指していただけたらと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。