3つの箱

20150613

 

こんにちは、今井です。

あなたに後輩がいたとします。

その後輩に、備品を取りに行くように
指示しました。

「備品は箱の中に入ってるから」

と伝えました。

後輩は、備品置き場に行きました。

数分して、後輩が帰ってきました。

手ぶらです。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「先輩、どの箱ですか?」

「えっ・・・?」

「箱がいっぱいあって、、、」

「い、いや、そんなにないでしょ」

「けっこうありましたよ」

「何個あったの?」

「え~っと、3つ、、、ですね」

「それで帰ってきたんだ」

「はい。わかんないんで」

「じゃぁ、開けてみた?」

「開けてないっす」

「開けてみればいいじゃん」

ここで、小さなプライドを傷つけられ、
後輩は自己弁護に入ります・・・

 

「じゃぁ、最初からそう言って下さいよ」

「えっ?いやぁ、、、」

「箱が3つあるって言ってなかったし、
 どの箱に入ってるか分からないし」

「で、でも開ければ分かるでしょ」

「もし、間違った箱だったら
 どうするんですか!
 責任とってくれるんですか」

「いや、また閉じれば良いだけじゃん」

「でも、もし爆弾が仕掛けられてたら、
 どうするんですか!」

「そ、そんなわけないでしょ」

「確率が0%って言いきれるんですか?
 先輩、証明できるんですか?」
 テロが増えてるんですよ!」

「・・・」

とりあえず、
開けてみれば良いですよね。

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