こんにちは、今井です。
『「もののけ姫」はこうして生まれた。』
というDVDを持っているのですが、
久々に見てみました。
以前、気づかなかった学びが
ドドドっとありました。
このDVDは簡単に言うと、、、
どのようにアニメ映画が作られるのか?
という記録です。
後進に語り継がれるべきドキュメントです。
一番のポイントは、
宮崎駿監督はストーリーを決めないで
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
映画を作り始める
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ということです。
これは何度も聞いたことがあるので、
重くとらえていませんでした。
でも、再度聞いてみると、
それが新しいものを創るプロセスにおいて、
本質の本質かなと思いました。
心のエネルギーを作品にするとしたら、
最初から左脳的にサクサクと決まっている
なんてありえないわけです。
湧き上がってくる言葉にできない感情を
できるだけそのまま伝えようとしたなら、
わけのわからないまま創り始めるのが
最適なのだと思います。
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ドラッカー先生も、文章を書きながら
でないと結論が分からないと言っています。
作曲のプロセスも多くの場合、
まずメロディと仮歌で雰囲気ができて、
最後に歌詞がきっちりと決められます。
創造的な仕事の場合は仕事をやるうちに、
「自分が生み出したかったのはこれだ!」
と分かってくるのだと思います。
ビジネスを始めるにしても、
最初は何がやりたいか分からない
と思います。
でも、やりながら決まっていきます。
「何がしたいか分からない」
で正解です。
それはけっこう普通ですので、
安心してくださいね。