[集客できる起業家へ]SNS王子の述懐

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こんにちは、今井です。

 

 

さて、、、

 

今回はフィクションです。
↓↓↓↓↓↓↓


ある人物の最期に、

私は偶然居合わせた。

 

田舎の古い病院で、

ほとんどが寝たきりの老人だ。

 

ただ管につながれ、反応はない。

看護師も1日に数度しか見回りにこない。

 

海辺でガラスを踏んづけた私は、

この病院で一番若い患者かもしれない。

 

そして、同じ病室になったのが

あの人だった。

 

彼は、「SNS王子」と呼ばれ、

とても有名になった人物だ。

 

病室に貼られた名前を見て、

もしやと思ったが、

ちらりと見えた顔つきには、

若き日の面影を今も残していた。

 


「元気な人が来るのは珍しいな」

 


声をかけて来たのは彼からだった。

 

体は不自由かもしれないが、

頭ははっきりしているようだ。

 

彼は雑談相手が欲しかったらしく、

たわいもない会話がずっと続いた。

 

そのうちに、

私はジャーナリストの血が

騒ぐのを抑えきれなかった。

 

そして、彼に質問をした。


「私が小学生になったころには、

あなたはSNS王子として伝説の人でした。

 

教科書にも載っていて、私たちの世代は、

誰でも知っている存在です。

 

しかし、SNS王子となった理由には、

いまだに諸説あります。

 

いったい、どうやってSNS王子の称号を

手に入れることができたのでしょうか?」

 

彼はハッとした表情を浮かべたかと思うと、

すぐにフッと笑みを浮かべた。

 

「それは簡単なことだよ。

でも、聞いてもつまらんと思うよ。

まあ、がっかりするかもな」

 

「ぜひ、教えて下さい」

 

「単純なことだよ。

自分で名乗っただけだ」

 

「自分で?」

 

「そう、オレがSNS王子だって」

 

「それだけですか?」

 

「そう、それだけでその日から、

オレはSNS王子になってたよ」

 

ピーピーピー!!

 

アラームが鳴ったと同時に、

彼は苦しみ始めた。

 

医者と看護師が慌ててやって来て、

あっと言う間に彼を連れて行った。

 

まるで医療ドラマのようだった。

 

私は次の日に退院したが、

彼は1週間ほど意識不明になり、

そのまま亡くなったそうだ。


私は彼の最期に居合わせたことを

記事にして、一躍有名になれた。


今では、

「伝説のフリージャーナリスト」

と呼ばれている。


<おしまい>

[集客できる起業家へ]ニーズスカウター

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こんにちは、今井です。

 

さて、、、

 

本日はフィクションです。
↓↓↓↓↓↓↓


売れない営業マンだったオレを救ったのは、

この「ニーズスカウター」だ。

 

この特殊な眼鏡をかけると、

他人のニーズが見えるようになる。


「和食が食べたい」

「旅行に行きたい。リゾートかなぁ」

「彼氏が欲しい」


どんな人のニーズも一目瞭然だ。

 

どこで手に入れたかは企業秘密だ。


今の地球の技術では作れない、

とだけ言っておこう。

 

ニーズスカウターを手に入れてから、

オレの営業スタイルは変わった。

 

もうオレは、本当に商品が欲しい

と思っている客にしか時間を使わない。

 

買う気のない客はうまくあしらって、

さっさと会話を終わらせるのだ。

 

うまくすれば1人5分もかからない。

 

もちろん接客は丁寧だから、

客には分からない。

 

すでに買いたいと思っている客が来たら、

じっくりと話を聞く。


困っていることを聞き、うんうんとうなづき、

心から共感を示す。


すると自分から「買う」と言ってくれる。

簡単なもんだ。

 


しかし、そうしていると、

面白いことが分かってきた。

 

買う気がない客の中でも、話していると

だんだんと買う気になる客が出てくる

ということだ。

 

なので、オレは少し会話の時間を長くし、

買いたい気持ちに変化が起こるかを

確かめるようにした。

 

この場合の接客時間は10分を要するが、

営業成績が1.5倍になった。

 

これは面白い。

 

営業部ではぶっちりぎのエースになった。

 

ある日、俺はとんでもないミスをした。

家にニーズスカウターを忘れて来たのだ。

 

しかし、朝から客はやってくる。

取りに帰る時間はない。

 


しかたなくオレはニーズスカウターなしで

接客をすることにした。

 

この客は買う気なのか?買わないのか?

いったい何に困っているのか?

 

いつもなら相手の頭の上に表示が出て、

それを見れは一目瞭然なのだが、

まったく分からない。

 

客に質問を投げかけて、

その反応から推測するしかない。

 

いつもよりは時間がかかる。

確認のために質問が多くなるからだ。

 

相手のニーズを確認するために、

普段よりじっくりと話を聞いた。

 

何に困っているのか?

理解しようと真剣に話を聞いた。

 

そうやって、その日一日は、

ニーズスカウターなしで乗り切った。

 

その日の営業成績を見て、

オレは驚いた。

 

ニーズスカウターを使った時と、

ほぼ成績が変わらなかったからだ。

(おしまい)

[集客できる起業家へ]起業家とサラリーマンの言葉の違い

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こんにちは、今井です。


さて、、、

実は噛み合ってない

起業家とサラリーマンの会話です。

 

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サラリーマン:「久しぶりに会えて楽しかった」

 

起業家:「オレも。さぁ、明日は〇〇の仕事だ」
(ちょっとワクワク)

 

サラリーマン:「そうか、頑張ってるな」
(仕事か、しんどそうだな)

 

起業家:「自分のビジネスだからね」

 

サラリーマン:「仕事は忙しいの?」


起業家:「あんまり忙しくないなあ」
(しくみが稼いでくれるから)

 

サラリーマン:「ああ、そうか」
(儲かってないのかな?)


起業家:「じゃあな!」

 

サラリーマン:「またな!」

↑↑↑↑↑↑↑↑


というわけで、会話の補足。

 

自分のビジネスをしていると

「仕事」は楽しいです。

 

やりたくないことをしていたら、

「仕事」はしんどいです。

 

「作業」をビジネスにしていたら、

忙しいほど稼げます。

 

「頭脳労働」をビジネスにしていたら、

忙しくなくても稼げます。

[集客できる起業家へ]お盆にオススメの映画3選

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こんにちは、今井です。


全国的に雨のお盆となりました。


豪雨に見舞われている地域の方々には

お見舞い申し上げます。


せっかくのお出かけを中止にした方も

いるかと思いますので、


お盆をおうちで楽しむために、

オススメの邦画を3本ご紹介します。

 

娯楽エンタメというよりは、

じっくり引き込まれる映画を

選んでみました。

 


1本目、『嘘を愛する女』

5年同棲していた彼が、

ある日、突然倒れ、警察が、、、。


彼の名前は偽名だった。

免許証も偽造。

勤め先にも名前がない。


意識不明の彼は何も語らない。

いったい彼の過去は・・・?


サスペンスかな?と思ったけど、

優しさあふれる作品です。

 

2本目、『舟を編む』

若者が使う新しい言葉も載った

辞書「大渡海(だいとかい)」を

作るための小さな部署。


載せる言葉を探しに街のカフェで

聞き耳を立て、1つ1つの言葉の意味を

数行の言葉で表現する。


何度も何度も推敲し校正し、

最後は狭い部屋にアルバイトが

何十人も寝泊まりするという

追い込み作業。


完成するまで10年以上、、、。


1つの作品が完成するまでに、

これほどまでの人の努力と思いが

詰め込まれているのかと、

人間の努力の素晴らしさを

改めて感じられる作品です。

 

3本目、『砂の器』

小説より映画が面白い普及の名作。

この作品は、飛ばさず止めず、

最後まで見て欲しいです。


倍速とかにせず、1.0倍のままで

BGMのピアノ協奏曲もしっかり聞きながら

見て欲しいです。


ジャンル的には推理ものなのですが、

めちゃ泣きます。

キャストも豪華です。

 

偶然ですが、2本目と3本目の両方に

加藤剛さんが出演されています。

 

ゆったりとご覧ください。

[集客できる起業家へ] 同調圧力の世紀

[集客できる起業家へ] 同調圧力の世紀

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こんにちは、今井です。

 

本日はフィクションです。

↓↓↓↓↓↓↓

2020年の新型コロナ・パンデミックでは、

日本は世界の予想を裏切り、

死者の数を抑えて収束させた。

まさに大成功である。

 

その成功要因は「同調圧力」であると、

著名な専門家たちは分析した。

 

2024年の食糧危機も、

2031年の米中戦争も乗り越えた。

それらも同調圧力によるものだ。

今、世界中が同調圧力を学び始めた。

 

なぜ、宗教を学ぶことのない日本人が、

暴動を起こさないのか?

満員電車でも文句を言わないのか?

世界中の義務教育に、

クラブ活動が導入された。

 

終業のベルが鳴った時、

上司は「オレはまだ働く」と

ひとり言を言うテクニックが流行した。

去年のビジネス書ベストセラーは

『同調圧力マネジメント』

である。

 

そして、今、同調圧力産業が

勢いよく伸びている。

株価も堅調だ。

 

ただし、急激に上がることはない。

 

「自分だけ儲けるな!」

という同調圧力が働いて、

投資家がすぐに利益確定するからだ。

 

<おしまい>