昨日は父の日でした。
娘から「ありがとう」のいっぱい飛び出す
カードをもらいました。
お店でボクに合ったやつを
探してくれたそうです。
嬉しいですね。
でも、中には
「父親を尊敬できない」
とか
「ダメな父親をなんとかしたい」
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という人もいるかも知れません。
私も、「父親がもっと活動的だったら」
と思う事がありました。
好きな事をして人生を楽しんで欲しい
と思っていました。
しかし、父親はあまり活動的でなく、
家で俳句を作ったりジャズを聴いたり
という感じでした。
親戚が集まっても、一人でいるタイプです。
年金暮らしになった時には、
お金にも不安そうでした。
そして、73歳の時に脳梗塞で倒れ、
半年後に亡くなりました。
「ああ、親孝行できなかった。
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ボクは父親を救えなかった」
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と思いました。
でも、この考え方はおかしいですよね。
いろいろ勉強して分かりました。
そもそも、自分が「父親を救う」という
考え方がおかしいです。
家族とは言え、
父親は他人です。
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そして、
父親を幸せにするのは父親だけです。
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他人がどうこうできる問題ではありません。
家族など、近い関係の方が、
こういうのは難しいです。
父親の立場になって考えると、
大きなお世話ですよね。
救おうとしてくる息子は
ウザいと思います(笑)
ボクがやるべき事は、
自分が幸せに暮らす事
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です。
「あいつも、ちゃんと所帯も持って
大したもんや」
と、父親がいろんな人に対して
よく言っていたことを思い出します。
ボクも所帯を持ち、一生懸命仕事してます。
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それが一番の親孝行なんだなと思います。
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父親も、73年間しっかり生きたと
振り返ると思います。
小学生の時に戦争を経験し、
家業を助けるために中学を出てすぐに
印刷屋を手伝い始めました。
それでも勉強が好きだったので、
大学入学資格検定を独学で取得し、
働きながら夜間大学に通いました。
3人の子供を養い、
ボーイスカウトの隊長もしました。
印刷業を辞めてからは、
近所の養護学校の警備員として働きました。
立派な父親です。
救うとか、そういうことを考える方が
おかしいですよね。。。
(今井)