ウケる義務?

こんにちは、今井です。

 

大阪にいます。

昨日は出版記念セミナーでした。



テーマは新刊に合わせて

「集客」

です。




なのですが、、、
そのテーマの中で深い話が出ました。



大阪バージョンの話題なのですが、
それは、

「ウケないといけない」

というプレッシャーです。



ボクも大阪出身なのですが、
誰かに言われたわけではないのに、

「なんか面白いことを言わないと」

と思うことがあります。



全国的かもしれませんが、
大阪では子供のころから
そういう意識かも(笑)



義務感で面白いことを言うって、
かなり難しいですよね(笑)



この義務感が集客の苦戦にも
つながるわけです・・・。


今日はこの辺で。

警備員のバイトで食いつないでました

こんにちは、今井です。

 

警備員のバイトをしていたことがあります。


学生時代なのですが、
大晦日から三が日にかけて
神社の警備をしてました。


冬休みの短期バイトですね。




で、、、

事前に研修がありました。
素人の警備員は危険なので。



研修で「なるほど」と思ったのが、

この2つ。




(1)お客様は初詣に遊びに来てる
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ということを忘れない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「警備員だからといって、
形式張ったり偉そうにしない。
雰囲気を壊さない」

ということを言われました。





(2)酔っぱらいは相手にしない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「理屈が通じない人もいる」
ということを何度も強調されました。


「いくら言葉で言っても、
相手は聞かへんぞ。

酔っぱらいが刃物を持ってたら逃げろ。
理屈は通じんからな」

とのこと。



幸いなことに、
危ない目には合いませんでした。




この教えは今でも役に立っています。




まず(1)について。

ただ仕事ををこなすだけでなく、
雰囲気を大切にすることを覚えました。

お客様のしたい体験があるわけです。


ちゃんとタスクをこなすことではなく、
お客様に良い気分になったもらうことが
本当の仕事ですよね。

お客様起点で臨機応変に
対応するようになりました。






そして、(2)については、
人間関係に関して大きな気づきでした。



この教えのおかげで、

こちらの理屈が通じない人もいる
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
と、いろんな場面で思える様になりました。



こちらが正しいと思っても、
相手の背景が違うと、そうでもありません。



それに、相手の心理状態によっては、
受け入れられない事もあります。

(酔っ払ってるとか、落ち込んでるとか、
パニックとか、感情的な時とか、etc.)


説明してくれれば、こちらも分かるけど、
相手はうまく言葉にできない時もいます。





「なんであんな間違ったこと言うんだ!」

と腹が立つことも以前は多かったですが、
だんだんと、



「なんか事情があるんだろうな」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「ボクには分からない背景があるんだろう」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

と思えるようになってきました。



逃げるとか、議論しない、
というのも1つの手法です。

そしてボクの経験上、
ベストな手法だったりします。



お互いの理屈が通じない相手は、
かなり時間をかけないと分かり合えません。

特にネットでやりとりしてると、
本当にこじれます。


いちいち分からせようと思わず、
正しさを主張せず、相手に花を持たせて、
適当な距離を保ってた方がベストで
あることが多いです。



酔っぱらいとか、極端な例だと
分かりやすいんですけどね。