[集客できる起業家へ]『街とその不確かな壁』を読んで

集客できる起業家を増やすために

日夜このブログを更新しています。

 

こんにちは、今井です。

 

さて、、、

 

村上春樹さんの

『街とその不確かな壁』

を読了しました。

 

今回、めずらしく「あとがき」がありました。

 

それがとても感銘を受けたので、

感想を書きたいと思います。

 

実は、この『街とその不確かな壁』という

作品は、1980年に一度「文學会」という

雑誌に中編として発表した作品だそうです。

 

それが本人の中で未完成だったので、

40年の時を経て加筆して完成した

ということなのです。

 

40年ですよ!

すごいですよね。

 

あいかわらず独特の世界観で、

幽霊っぽい人が出てきたり、

急に人が消えたりします。

 

ジャンルとしてはSFなんですかね。。。

 

あとがきを読んでボクは、

何かを創作するって、

こういうことだなと思いました。

 

いくら時間がかかってもあきらめず


完成するまで取り組み続ける

というのが創作に向き合う正しい姿勢

なんだと思います。

 

いくら中途半端でも。

いくらこれ以上出ないと思っても。

いくら時間を空費しても。

 

 

レベルもジャンルも違いますが、

ボクは本を書くのに2年ぐらいかかります。

 

すべて書き上げて、「面白くない」と思い、

もう一度書き直したこともありました。

 

2か月ぐらい何も出てこなくて、

「うーん」と唸るだけとか、

とりあえず寝かせておく、

なんてこともありました。

 

でも、経験上、

 

「最後には良いアイデアが出てくる」

「最終的には書きあげられる」


という確信があるので、

1行ずつでも書き進めていきます。

 


あと、書きかけのメルマガ記事も

たくさんあります。

 

Evernoteに大量に保存してあります。

 

・エピソードはあるけど何が言いたいか

主張がはっきりしない原稿。

 

・名言ぽくて言いたいことはわかるけど、

具体的な事例がないメモ。


などなど、いろいろです。

 

でも、中途半端でも捨てずに残しています。

 


すると、、、

 

ある時「アッ!」気づいて、

続きが執筆できるタイミング来たりします。

 

もしくは、中途半端に配信したメルマガが、

今になって書籍で大事なエピソードとして

使えるということもあります。

 

創作って、こうやって粘って粘って

作り上げていくものだと思います。

 

イマイチだからと言って、


アイデアや草稿を捨ててしまうと

めちゃもったいないです!


ストックは溜めておきましょう。

 

そして、孵化するタイミングを

じっくり待つわけです。