戦争の話題にウっとなる?

こんにちは、今井です。

この時期は戦争関連の話題が多いです。

テレビでもそういう特集をたくさん
放送しています。


そういう話を聞くと、

「ウっ」

となる人も少なくありません。




「日本が侵略した」

と聞いてウっとなる人もいれば、


「日本に原爆を落とされた」
「シベリアに抑留された」

と聞いてウっとなる人もいます。




前者は「罪悪感」を、

後者は「被害者意識」を、

感じているのではないでしょうか。




なぜ、こんな感情を感じるかというと、

境界があいまいだから
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
です。




例えば、子どもとの境界があいまいな親は、
子どもが宿題を忘れたりすると、
強烈にイライラします。



境界線がはっきりしてないから、

「子どもの課題=自分の課題」

になってしまっているわけです。



・子どもには子どもの人生がある
・宿題を忘れて困るのは子ども自身

と、自分と子どもに境界線を引けると、
気持ちが楽になってきます。


子どもの課題を自分が背負う必要は
ないと気づくわけです。




戦争の話に戻ると、、、

ナチスドイツの話を聞いて、
そこまでウっとなる日本人は
少ないと思います。



「他国の話」という感じで、
境界線がはっきりしているからです。


可哀そうとか悲惨とか、
そういう気持ちにはなっても、
罪悪感を感じる人は少ないです。



でも、太平洋戦争ぐらいの話だと、
なんか自分が悪いように感じたり、
やられて悔しい気持ちになったり
してしまうわけです。


べつに自分が戦争をしたわけじゃないのに、
なんか感情移入してしまいます。


「日本」という主語を使っていると、
自分も含まれている気がしますからね。



もし、あまりにもウっとなる人は、
ぜひ、境界線をはっきりさせて下さい。

過去の戦争とあなたの間の境界を
しっかりと線引きしてみてください。


遠くから客観的に歴史をして眺めましょう。

「大坂夏の陣」ぐらい引いて見るわけです。



あなたはあなたの人生を有意義に生きて、
あなたのできる範囲で平和に貢献すれば
それで十分役割を果たしています。






ちなみに、、、

「なぜ日本は戦争を始めたのか?」
という動画を撮りました。
https://youtu.be/E1YOgls0Xco

『昭和16年夏の敗戦』という
猪瀬直樹先生の書籍の解説です。

非常に客観的に当時の日本の内閣や
陸海軍のしくみの問題を整理した名著です。

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