燃え尽き症候群(バーンアウト)から回復する方法&予防法

こんにちは、今井です。

 

今回のテーマは「バーンアウト」です。
日本語で言うと「燃え尽き症候群」ですね。

 

今、この「バーンアウト(燃え尽き症候群)になる人は多いみたいです。

 

「燃え尽きてしまいました。どうしたら復活できるでしょうか?」
などという質問もたまにもらいます。

 

私のクライアントさんはフリーランスでお仕事をしている人や、
ひとり起業家という人が多いです。

 

フリーランスになると一時的に多くの仕事が重なることがあります。


そういう忙しい時期はずっと気が張っているわけですが、その時期が過ぎ、
大きなプロジェクトが終わるととたんに腑抜けになってしまう人も多いのです。

 

この「バーンアウト(燃え尽き症候群)」というのは、
起業家・フリーランスにとっては死活問題です。

 

サラリーマンと違って、やる気と売上は直結しています。
燃え尽きてやる気がなくなっている時には売上が下がってしまうのです。

 

燃え尽き=売上減少

なわけです。

 

ですので、起業家・フリーランスになったら、自分のメンタルや感情のコントロールは
非常に重要です。バーンアウトしないように、事前に準備しておきましょう。

 

燃え尽き症候群は誰にでも起こることなので、基礎知識として対処策を知っておくのが良いでしょう。

 

今回は、「バーンアウト(燃え尽き症候群)」から回復する方法、
特にバーンアウトしないように予防する方法について解説します。

 

長文を読むのが苦手と言う方は、動画を聞き流して頂ければと思います。

バーンアウトしない目標の持ち方

ここでクイズです。
エベレストのような高い山に登る場合、いつが最も遭難しやすいと思いますか?

 

正解は、「下山するとき」だそうです。

 

多くの人は頂上まで登った後、下山するときに遭難しやすい傾向にあります。
それはなぜか?


目標を達成して、気が抜けてしまうからだそうです。

 

登ってる時は気が張っているため、多くの登山者は気を付けて登ります。


しかし、頂上に登って「達成した!」 「登頂した!」と喜んだあと、
少し気が抜けた状態になるため、遭難しやすくなるのだそうです。

 

では、下山のときにも気持を保ち、遭難しないようにするにはどうすれば良いかと言うと、
登頂したあとの目標をあらかじめ持っておくこと、だそうです。

 

「エベレストに登頂する!」


という目標だけでは、エベレストを制覇してしまうと気が抜けてしまいます。
ですので、エベレストから下山した後に何をするかまで考えて臨むことが大切なのです。

 

これは、登山以外でも同じことが言えます。
もし、目の前の仕事の目標しか持っていなければ、その目標が達成してしまうと腑抜けになってしまいます。

 

というわけで、目の前の目標は大事ですが、その次の目標まで常に持っておくことをおすすめします。

 

「今年の目標はこれ」、「来年はこれをやりたい!」というように、
目標を2つ3つ持っておくことが大切なのです。

 

プロジェクト休暇を設定する

バーンアウトを事前に予防するためにお勧めなのが、重要なプロジェクトの後に
「プロジェクト休暇」を設定したおくことです。

 

・セールスのプロジェクトが終わったら温泉に行く


・開発プロジェクトが終わったら海外旅行に1週間行く

 

というように、心の休憩になるような予定を、事前に組んでおくのです。

 

そうすることで、大きなプロジェクトが終わった後、張りつめていた緊張感がほぐれます。
ずっと気が張っていると、いつかバーンアウトしてしまいますので、休暇も計画的に取っておきましょう。

 

何もしていないと不安になったり、手持無沙汰になったりして、ずっと仕事をしてしまう人も少なくありません。

 

ですので、あらかじめ旅行などを計画して、


「この期間は休む!」

と決めておきましょう。

 

仕事のことを気にせずに休むことができ、完全にリラックスできます。

 

心が休まるとと、また次に「何かやろう!」と、前向きな気持ちが湧いてきます。

 

プロジェクト休暇で人生の目的を振り返る

その休暇の中でやって欲しいことがあります。
それは、自分の人生の目的を振り返ることです。

 

それを、リフレッシュした時間にぜひやって欲しいのです。

 

目先の仕事のことになると、売上などの成果を達成することにフォーカスしてしまいがちです。
その緊張感で気が張っていると思いますが、その緊張感がなくなると燃え尽きになってしまいます。

 

一時期の緊張感でアドレナリンを出して仕事してると、その後にガクっと燃え尽きやすくなります。

 

そうではなく、もう少し持続的なモチベーションを保つために、長期的なビジョンや人生の目的を振り返るわけです。

 

温泉に浸かりながらとか、ビーチでくつろぎながらとか、人生の目的やあなたのビジネスの目的を振り返ってみてください。何のためにこの仕事をしているのかを、もう一度思い出してみてください。

 

そうすることで徐々に、「自分はこんなことやりたかったんだ」という気持ちが蘇ってくると思います。

 

そして、3年後、5年後、10年後という中長期的な目標を考えるのも良いと思います。

 

このように、バーンアウトから回復するには、そして予防するには、体と心をリフレッシュすることが必要です。

 

あなたが復活して次の仕事もバリバリできるようにお祈りしています。