集客できる起業家を増やすために
日夜このブログを更新しています。
こんにちは、今井です。
さて、、、
学生時代はバックパッカーでして、
最初に行ったのがイギリスでした。
ロンドンから入ってウェールズ、
スコットランドと回って、
2週間ぐらいかけてロンドンに
帰ってきました。
帰りのフライトまで1週間あるので、
近場のカンタベリーに行ってみる
ことにしました。
「カンタベリー物語」とかもあるし、
カンタベリー大聖堂が小説かなにかに
出ていましたので、見てみたいなと
思っていました。
で、、、
カンタベリーに到着して、
大聖堂を目指してトコトコと
歩いていました。
場所がよく分からないので、
向こうから歩いてきたサラリーマン風の
お兄さんに、
「カンタベリー大聖堂はどこですか?」
と尋ねました。
たぶん、朝の通勤途中だと思います。
すると、彼の反応が予想外でした。
「カンタベリー大聖堂?
こっちだけど」
と、いぶかしげな顔で言うんです。
「どこから来たんだ?
なに、日本?!
なんでこんな場所に来たの??
ここには何もないぞ」
「カンタベリー大聖堂を見に来たんです」
「ううん。
でもなあ、ここ何もないよ。
ホントに」
こんな何もないところに、
わざわざ日本から来るなんて、
なんて無駄なことをしてるんだ。
ホント、何もないよこの町には。
見に行ってもしゃあないよ。
そんな心の声が聞こえます。
当時はよく分かりませんでしたが、
要はお兄さんのセルフイメージというか、
自己肯定感の問題かなと思います。
自分はダメだ、
自分の住んでるカンタベリーはダメだ、
自分の働いてる会社はダメだ、
自分の母国であるイギリスはダメだ、
と、このお兄さんは思ってたんじゃ
ないかと思います。
自己肯定感が低いと、
関わるものが全部ダメに思えますよね。
そういう思い込みは自分で作ってるので
自分で解消できるわけですが。
人間というのは世界中どこでも一緒だな、
と思った体験でした。
ちなみに、、、
カンタベリー大聖堂は感動しましたよ。