ラパスの夜

スライド1

こんにちは、今井です。

ラパスのホテルにいます。

空気が薄いです。。。

少し速く移動するとハアハアと
息が切れます。

ラパスは、

「世界一標高の高い首都」

なんだそうです。

バックパッカー時代のように
現地で安い宿をさがして、
ローカルなお店で食事をするという
のが今日のテーマでした。

昔はインフォメーションに行って、
ホテルの場所を地図に書いてもらって
現地で値段交渉してました。

今は、ホテルの情報はネットに
たくさん上がってますので楽ですね。

1泊1,400円とか2,700円とか、
いろんな安宿がありました。

部屋が空いてそうなめぼしいホテルに
あたりをつけて、空港からいざタクシーに。

空港から一歩外に出ただけで、
南米の雑然としてノスタルジックな風景が
一面に広がりました。

そして、車の窓から見える
ラパスでしか見れないすり鉢状の夜景。

家々のだいだい色の光たちが、
空気の冷たさや人間の感情や
すべての営みを、そのおわんの中に
受け止めてくれています。

30分ほどひたすら山肌を下り続けました。

すり鉢の底辺に位置するホテルは、
甲冑なども飾っているしゃれた作りで、
それでも価格帯は3,000円でした。

部屋は寒くエアコンはなし、
バスタブもなし、お湯もぬるいです。

アメニティは石鹸のみ。
タオルが置いてありません。

懐かしい感じです。

飛行機が1時間遅れで到着したこともあり、
すでに夜19時を超えています。

食事に行こうと3人で外に出ると、
金銀に光る派手な衣装を着た
パレードの一行がいました。

吹奏楽団のマーチの響きが近づいてきて、
また去っていきました。

今日はお祭りなのだそうです。

ぼこぼこした石畳の道は、
坂しかありません。

平坦な道はこの街には
どこにもないのかも。

屋台の立ち並ぶ通りで、
串焼きにしている肉とジャガイモを
食べることに。

何を言ってもスペイン語でしか
返事してくれないことと、
屋台によって値段が違うことが
分かりました。

なにか泡立つ液体にきつそうな酒を
まぜて売っている並びに来ると、
その場を支配する理性の度合いが
下がっていることが肌で感じられます。

酔っ払いに2人声をかけられました。
男が立ち小便をしていました。

ボクも持っているケバブのゴミを
道ばたに投げ捨てました。

最後に入った小さなレストランには
お客はボクたちだけでした。

プラスティック製のイスに、
すこし汚れたテーブル。

壁の液晶テレビだけが妙に新しく、
BGMがわりにプロレスを流しています。

なんだろう。。。

なんでボクは雰囲気に浸って
興奮してるんだろう。

ああ、そうか。
冒険をしてるからか。

 

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