[集客できる起業家へ]教訓:魚の巡回セールスマン問題

集客できる起業を増やすために

日夜このブログを更新しています。

 


こんにちは、今井です。

 

さて、、、

 

ボクが中学生ぐらいだったと思いますが、

魚屋さんの訪問営業が来ている時期が

ありました。

 


車でやって来るのですが、

駐車できるところに車を停めて、

そこから周辺の家庭に一軒一軒、

 

「今日は魚いかがですか?」

 

と歩いて聞いて回っています。

 

若いお兄さんだったので、

雇われて働いているのだと思います。

 

せっかく来てくれるので、

ちょくちょく母も魚を買っていました。

 

でも、さすがに毎日はいらないので、

断ることもよくありました。

 

 

ある日の夕方、

また魚屋さんの車が来ました。

 

音楽を鳴らしながら走っているので、

すぐに分かります。

 

魚屋さんの音楽を耳にして、

母は「今日は魚にしよう」と言いました。

 


そして、財布を持って玄関で

待っていたのですが、、、

 

 

魚屋さんのお兄さんが、

一向に訪問してくれません。


せっかく買う気でいたのに、

母はガッカリしてたし怒ってました。

 


次の日、また音楽が聞こえてきました。

 

そしてお兄さんが玄関まで来て、

「今日はご注文ないですか?」

と機械的に言っていました。

 

母は、「今日はいいわ」と一言。

 

「昨日買おうと思ってたのに、

なんであんた来うへんの?」

 

と言いたい気持ちがにじみ出てましたが、

面倒だと思ったのか何も言いませんでした。

 


ほどなく、その魚屋さんの訪問セールスは

回って来なくなりました。

 

採算が合わなかったのか?

気分を害するお客が多かったからか?

 

買わないからと言って、

勝手にルールを変えて毎日の訪問を

止めたら良くありませんよね。

 

ただただ粛々と毎日訪問していれば、

お客様のタイミングで買ってくれます。

 

10日に1回のお客様もいれば、

1ヶ月に1回のお客様もいます。

 


御用聞きですので、ちょうど買う日にだけ

訪問するのはできません。

 


ただただ毎日訪問するわけです。

 

売れるかどうかは置いといて、

ただただ訪問する。

 

訪問しなければチャンスを逃します。

集客