こんにちは、今井です。
皇居に昔あって、
今はないものがあります。
ご存知でしょうか?
それは、
ゴルフ場
 ̄ ̄ ̄ ̄
です。
昭和天皇は皇太子時代にゴルフを始め、
新宿御苑、赤坂離宮、そして皇居の中の
吹上御苑にもゴルフ場をつくらせました。
吹上御苑には9ホールあったそうです。
「新宿御苑日誌」というのが残っていて、
箇条書きで、
「皇太子殿下ゴルフ御遊戯」
「ゴルフ御運動」
と記されているのだとか。
戦争が始まったりして、
ゴルフはやめたそうです。
このあたりは猪瀬直樹さんの、
『ミカドの肖像』という本に
詳しくかかれてあります。
読んでいて知らないことだらけだな
と思いました。
この本の中で驚いたのは、
臣籍降下で平民になった皇族の話です。
新宿西口の闇市で古物商を開いて、
持ち物を売っていた人もいるそうです。
・武田信玄が使っていたすずり
・十六菊花紋章入りフクサ
などなど。
でも、うまく行かずに失敗。
新聞には「皇族商法」と揶揄されました。
まぁ、皇族の方々も人間ですからね。
自由になるといろいろやるわけです。
一方で、式典に参列していただいたり、
被災地にお見舞いに行って下さると、
なんか特別な感覚がありますよね。
オーラみたいなものを、
不思議と感じてしまいます。
こういうのは国民ぐるみで作ってきた
皇室ブランドのパワーなので貴重です。
いやぁ、大変な仕事ですね。。。